飛行船を活用した無線LANの実験が愛・地球博にて実施
こちらのブログで知ったのですが、バッファローが愛・地球博でソーラー飛行船を活用し会場上空にインターネット中継基地を設置するそうです。
こちらに出ている大学教授のコメントによると、震災等の大災害時の通信基地としての役割を確認されるようです。
近い将来これが実用化されれば、空からの映像によって災害情報がインターネット経由である程度把握できるようになるため、初期段階での復興活動にとっては非常に重要な役割を果たしてくれるのではないかと思ったりします。
また、無線LAN経由でインターネットにアクセスできるようになれば、とりあえず通信インフラが確保されるので、あとはこちらで取り組んでいるような、災害復興時の小口需要マッチングシステムがうまく噛み合えば、中越地震の際にあったような、需要と供給のミスマッチ(例:すでに衣類は現地には十分あるのに、各地から衣類がどんどん到着してしまい、結果として大量に衣類が無駄になってしまうとか)が少しは軽減されるかもしれませんね。
ちなみにバッファローのプレスリリースはこちらです。