TitaniumMobile勉強記

Web系エンジニア向けのキャリアアドバイザーやってましたが現在はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連(Node.js、Titanium)あたり

小沢征爾さんの本、面白いよー





TITLEの12月号で「クリエイティブな発想を磨く50冊」という特集記事が真ん中ら辺にあって、その中で、ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)という小沢征爾さんの若かりし時にどのような人生を送っていたのかを書かれている本の紹介があったので、なんとなく気になって借りてみました。

自分の中では、音楽家の方というのはもの静かで小難しいというイメージしかなく、単なる偏見だとは思うのですが、本を読むまでは小沢征爾さんもそんな人かなぁーと思ったのですが、なんていうか、自分のイメージは木っ端みじんに打ち砕かれるくらいに、とってもアグレッシブに生きていらしたんですね。

最後の解説に書かれていたのですが、この本は1961年、当時26歳だった小沢征爾さんによって書かれたそうですが、その当時外国に行く事は今と比べるとそう簡単にいけるようなものでもなさそうなのに、パリに貨物船で行って、向こうでは日本から持っていた125ccのスクーターで旅しながら音楽の武者修行をするという今だったら、もしかしたら似たような事を経験している人がいるかもしれないけど、40年以上も前にそんなことを実践して、しかも行く先々で、色々な人と親しくなっていく過程だったり、家族を大切にする優しさみたいな所が描かれているので、小沢さんの人間性みたいなものがなんとなく知れるように思いました。

この本を読み終わってちょっと知ったのですが、音楽ってその指揮者の人格みたいなものが結構表れるみたいで、若い時にこういう武者修行を経験し、色々な国の人と触れ合ったことが、小沢さんが奏でる音楽に反映されるのでしょうかね。

そうそう、この本を読んでいて
外国に一度でも行った人なら誰でも感じる事だと思うが、よその国で同じ日本人から受ける親切ほどありがたいものはない。同じ親切であっても、外国のばあいは何十倍かのありがたみがある。(P.183より)
という一節があったのですが、自分もかれこれ10年ほどまえにバリ島に1人で3週間ほど旅行した時に、現地でちょっと困った事があったけど、その時にたまたま知り合いになった佐藤さんという方に助けてもらって、その後現地でしばらく行動をともにしたことがあったけど、あのときの事をふと思い出して、あの時はほんとうにありがたいとおもったし、佐藤さんのおかげで、現地の人と仲良くなれたし、その後バリのあちこちの所にいっしょに行く事が出来たりと、今思うと、あんな経験が出来たのも今の自分を支えている1つなのかなぁー

そういう点では
大人になるということは、たび重なる経験のために次第にこうした体のふるえるような新鮮な感激がうすれ、少なくなることだそうだが、もしそれが本当なら淋しいことだと思う。(P.23より)
という言葉がなんだかとっても心に響き、可能な限り何か新しい事に挑戦したりして、少しでも体がふるえるような新鮮な感激を味わえるようになっていたいなぁってふと思った。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)



小澤 征爾
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おすすめ度の平均: 4.5

3 自分の興味を極め、家族を大切にすることの大切さ。
5 巨匠が切り開いた青春の自画像の記録ですね♪
5 世界の小澤になる前、依然としてすごい