40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

自分よりも若い人の時代背景を知ることの大切さ

少し前に、和田中の藤原さんのお話を聞きに行った時に

「自分たちよりも若い人たちは、物心ついた時点で完成品が世の中にあふれていた世代であることを意識するのが大切」

ということをお話しされていました。

どういうことかというと、昔(要は自分やその上の世代がまだ子供だった時代)だったら、何をやるにしても、何かが揃わないというのが前提だったことが多く、例えば野球するにしてもサッカーにするにしても、思ったような人数が揃わないから、だったら、何かを人に見立てるとか、代わりとなる道具を見つけるとか、そもそも人数がいないんだったら、ルールを強引に変える(三角ベースとか)等して、遊んだことがあるんではないかと思います。

一方で、自分たちよりも若い世代の方はというと、藤原さん曰く、物心つく前からモノがあふれかえっているから、こういう工夫をしなくとも、最初から準備された状態で育っているため、結果的に世の中に出ようとしたときに、失敗や期待はずれを極端に嫌うという考えになってしまっているというようなことをいっていました。

世界の歩き方の編集部に、今まで旅行した中でお勧めの地域トップ5を聞く人が最近増えているという趣旨のことが少し前の日経新聞の夕刊に書かれていたのですが、生まれ育った時代背景を知った上で、その人とどう接するのかというのは意外に大切だと思っており、そういう部分でまずは、相手の意識や考えを尊重した上で、知ろうとする姿勢を持つのが大切なのかなぁと思っています