無形のものへの価値の大きさ
季節の変わり目のためか、どうも調子がイマイチで首と背中の調子が悪く、仕事以外ではなるべくPCから遠ざかるようにしていたので、今更な感じはあるのですが今回の選挙について。
これまでの選挙では大量の票の獲得をしやそうな各種団体(農業とか建築業界あたりかな?)からの支持を取り付けることが勝利につながりやすかったのでしょうけど、今読んでいる富の未来で何度となく出てくる「脱工業化」「無形のものの価値」「知識経済」という考えをベースにすると今までのやり方で、今後選挙を勝ち抜くというのは難しいのかなぁと思います。
大量生産、大量消費という価値観が支配的だった時代背景においては、これまでの政党のやり方が強かったのでしょうけど、現代のように紋切り型で人を測定できなくなっていて価値観が多様化している状況の中ではそのやり方が通用しなくなったのかなと思います。
だからといってもう1つの政党が優れているかっていうと、そこはそこで疑問な所(特に高速道路のやつ)が多いなぁと思っており、今回自分は2大政党以外に1票いれました。
衆院選雑感〜二大政党制と政治のプラットフォーム化について | Kousyoublogというエントリで
二大政党制あるいは圧倒的多数による一党政治によって「お任せ状態」となるよりも、知る努力を求められる多少不安定でも政策単位で分かれた複数政党による多党制の方が良いのではないだろうかと思います。
と書かれていますがこの政策単位で分かれた複数政党というのに考えが近いのでこういう方向に今後は進んでいってほしいなぁ。
- 作者: A.トフラー,H.トフラー,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/08
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 64回
- この商品を含むブログ (92件) を見る