TitaniumMobile勉強記

Web系エンジニア向けのキャリアアドバイザーやってましたが現在はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連(Node.js、Titanium)あたり

若手による若手のための新人教育

自己紹介

発表した方社会人4年目の方で、インフラ担当兼情報セキュリティとか人材育成なども担当。メーカー系の会社に所属

これまで担当した新人教育

集合研修(サーバネットワーク技術の解説)

今回発表することになったきっかけ

ブログに書いたのがきっかけ。

Agenda

  • 新人教育体制
  • 自分が新人だったときのこと
  • 新人教育の理想と現実
  • 教育係をやってわかったこと

教育体制

新入社員向けに5ヶ月の研修期間(ビジネスマナー、事業所紹介など)

エンジニア向けはその後、1年ほどの期間で実施
インフラだからとか開発だからとかというくくりではなく、みんな同じように全員参加

自分が新人だったときは?

LAMP構成のサーバ構築、社内向けインフラの運用、技術調査
教育係からの支持は、明確な目標がない
→本人は、何のためにやる仕事なのかとか、私がやった仕事に意味はあるのかという感じをうけたそうです

OJTの教育担当が変更になり、目標、目的は詳しく教えてくれる。(手順はアバウト)
例:xxという理由で改修をするから◯◯をやってみよう

結果、自分が私の仕事は誰かの役に立っているというような気分の変化が生じた

理想と現実

任せたいけど任せられない

失敗されるとダメージ大きいし、サーバ止まったら大事なデータが消えたら・・

必要な知識の範囲が広い
成果がわかりづらい(開発と比べて)

ちゃんと出来ていると、基本何も生じない。そのため目に見えた成果が出ない

※負のスパイラルに陥る

新人教育のゴールとは?

独り立ちしたプロになること
周囲と連携できるようになること

ピンチの時に助けを求められる。

インフラエンジニアの新人教育のゴールとは?

プロ=この人に任せれば大丈夫
周囲との連携=情報共有。開発部門との連携、ドキュメント作成、安定したシステム運用

理想と現実のギャップを埋めるため

任せたいけど任せられない

失敗されても大丈夫な環境を作って、調べて→試し→振り返るのループを作る

必要な知識の範囲が広い

プロセスを自分で考えて工夫できるタスク、知識を広く、浅く仕入れいるために資格試験を有効活用
※広く、浅くという意味でこういう視点で活用するのは考えたことがなかった

成果がわかりづらい(開発と比べて)

担当する仕事がどこで役に立っているのかというのを実案件で常に解説

実践したこと

その1

目的:基礎的なサーバ監理技術者の学習
内容:実験用のWebサーバの構築
仕事の目的も詳しく説明し、こまめに様子を見に行く&声をかける。ほっとかれると何をしていいかサボってしまうから。
結果:失敗
新人はただ手を動かしただけ。仕事は仕上がるけどわかったつもりになっただけ。教育係はすごく大変だったけど効果はでなかった。
手間をかけても、効果があがるわけではない
振り返り:なぜ失敗したのかというと、細かく教えすぎた。新人の技術レベルを把握してなかった

※感想※これは、エンジニアに限らずどんなことでも教育では共通

改善方法:ちゃんと新人の話を聞く。単なる作業者欲しいわけではない。もっと新人にまかせる

その2

目的:自分でプロセスを考えて問題解決できるようになる部門内の色々な人と連携する
内容:自部門の監視サーバを構築する。運用のためのドキュメントを作る。目的は詳しく
結果:成功
調べる→試す→振り返るができるようになった。構築したシステムが役立つことを実感してもらえる。
手順を詳しく教えなかったので、新人が色々考えながらやるようになってため、当事者意識がもてるようになった

その3

目的:基礎技術の定着、自信を付ける
内容:資格取得のための勉強
いつまでに合格するのか一緒に目標を決める
時々プレッシャーをかける(xxコマンドってどう使うの?)
※感想※第三者のプレッシャーを上手く活用したように思う

結果:成功
新人が何を苦手としているのかがわかる。細かいことをいちいち教えることがなくなった

自分流の教え方のポイント

新人が実験できる環境を作る
よくみる、きく

何が得意・不得意。ほめられてのびる、質問出来る子、失敗して伸びる・伸びないなどなど

先輩社員や他の教育係との情報交換

得てして抱え込みがち。共有すると意外とみんな豆知識を持っている

教育係をやってよかったこと

かっこつけるために技術力アップ

※これは勉強会参加する人が一番勉強になるっていうのに共通する

時間管理、並列管理

自分以外の人のことも考えないといけないので、時間管理とか効率をあげることを考える。

新しい視点で仕事を捉える

初心にかえる。より俯瞰的にとらえることができる

新人教育だけで十分ではない

新人教育をいくら手厚くやっても、新人が学んだことを理解して、身につけようとしないと意味がない

まとめ

自分で出来ると他人に教えるというのはイコールではない。
1つ上のレベルが要求される
まず相手をよく見る、話を聴く
仕事の目標を新人と共有

Q&A

勉強をやるのは家でやることで、会社ですることではないが実際のところどうだった
本について(本を作る人からの意見)

最初の章からやっていくことでうまくいくように出来ているそう。

新人のレベルってどのように見定める。(中途の人とか)

新入社員ばっかりが対象だったが、とにかく質問をした。
説明を求めると、その回答によってレベルがわかる

インフラチームに全く新人を配属してくれない(開発チームに全員メンバーが割り振られてしまう)
発表内容を聞いてこういう手厚い教育を受けたことがあるひと

同じような教育を受けた人:ほとんどすくない
「あとよろしく」と放置された:これが結構多かった
前任がいなくって放置:同じ位おおい

教育係というのは人事評価されるのか(給与面)

給与はそんなにあがらない。まわりからは評価される

何年目くらいから教育担当になるのか(質問された方の場合は入社6年目から)

2年目から教えた人:少ない
3年目から5年目程度:これが多い?

新人の方の立場から、教育係の人はどの程度の人がよい

ちょっと上くらいの方がいい

日報などコピペなどで出された時

とりあえず問い詰める

※やったことではなく、どう感じたのかを書いて欲しい、業務報告でひとこと欄を設けている

社内ブログ(イントラ)ってどう?

社内SNS含めて導入しているところは、2割程度?

コミュニケーションは実際に会っていたのか?メールとかのツールに頼っていたのか

会いに行くのがいい。席に実際に行って

意識レベルが低い子は(勉強したがらない子とか)

資格試験が役に立った。

新人教育で、どのタイミングで一人前として判断して終わらせるか

まかせてみて判断。

一人前と判断する期間

研修を終えてから1年位が1人前と判断した。
ご自身はもう少し短い期間でおわらせたいと考えている。そう感じているのはやっぱり人の役に建てる

資格取得でLPICを選択したが、他に選択肢にあったのは

基本情報処理試験。