40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

地震があった日のことを振り返る

地震発生から数日経過しましたが、日に日に被災状況の深刻さを知って今回の地震の凄さというのを実感してます。あの日の出来事&その時の心境についてまとめておこうと思います。

地震発生した時、どこにいたのか

「地下深いところ(*)」にいました。

ここ最近忙しいのと、うちの娘最近夜中に起きて泣いているみたいで寝不足気味だったこともあり、あの日は午後からお休みを取得していました。

午後2時頃に会社を出て、丸ノ内線で中野坂上まで行き、大江戸線に乗って自宅に向かっている時に地震にあいました。

東京に住んでいる方ならご存知かもしれませんが、大江戸線は地下深いところを走っています。正確な深さはわかりませんが、改札を通ってから、ホームにつくまでにエスカレータ使っていても1分位はかかるような深さです。

地震発生したときの心境は

凄いゆれて、めちゃくちゃ怖かった…大江戸線しばらく止まるみたい
twitterより

地下鉄にのっていて、電車があれほど揺れるような体験はもちろん初めてなので、正直何が起きたのかわからない状況でした。
ただ乗り合わせていた車内の方がみな冷静だったのでその空気にのせられて冷静にいられたように感じます。とはいえ駅員さんのアナウンスがかなり切羽詰った声で

「みなさん冷静になってください。絶対に外にでないでください」

と聞かされて、何かとんでもない状況になっているのかなぁと、感じました。その後地震が落ち着いてから、徐行運転で隣の駅まで電車が動き、お客さんは全員電車から降りることになりました。

地上に出てからどうしたか

地上に出ると、みんな携帯を片手にメールしたり話したりしている人が大勢いました。当面電車動く見込みがなさそうな空気を感じたので、この段階で歩いて帰る決心をしました。

会社帰りなので、当然革靴だし、毎日持ち歩いているMacbookAirもかばんに入っている状況ではあったのですが、歩いて帰る決断を下せた理由がいくつかあります。

  • 前職の職場が新宿だったのですが、その当時ほぼ毎日自転車通勤しており、東中野から自宅までの道のり&おおよその距離がすぐにわかった
  • 普段からジョギングしており、多いときには10km位程度の距離を1時間弱で走っているので体力的には問題ないと判断

実際に歩いてみて

以前の自転車通勤の時にはあまり幹線道路沿いを走ることはなかったのですが、それでも土地勘はあるところだったので、道に迷うことなく順調に歩いていきました。

今回こうやって歩いて気づいたのは、建物が倒壊していたり、家事になっているという箇所が全く見当たらかったので、少なくともこの区間については比較的安全に歩けるのかなと感じました。

ただちょっと休憩をしたいと思った場合に寄れそうなコンビニが幹線道路沿いには見当たらなかったため、次に同じ状況になった場合にこの点は困ることになるのかもしれません。

3駅分ほど歩いた時に日頃走ってるとはいえ革靴でカバンの中にMacBookAir入った状態で四駅分歩くとつらいものがあるという泣き言を言っており、次の駅までたどり着いたときにバス乗ろうかと思ったら、ものすごい混雑なので諦めよ…とまた泣き言を言ってました。

その後、大きな道路沿いを歩いていき

やっと着いた。膝のうらが痛くなってきたから、これ以上の距離あるくのはつらいことがわかった
twitterより

とつぶやいたのが午後5時15分。キョリ測で調べたところ約9kmの道のりを2時間強歩き暗くならないうちになんとか家に到着
片手に荷物を持って歩いたせいか、どうも骨盤がズレ気味で背中もかなり張っいる感じ。それ以上に精神的にやっぱりショックを受けたからか、この週末はなんとなく調子悪い感じでした。

今後にむけて

大きな余震の可能性もあるかもしれず、会社から歩いて帰るという状況になることがあるかもしれないので、スニーカーを早速持ってきて会社に置いておくことにしました。

(*)さっき調べたら東中野駅は地上から33.8mの所のようです。