40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

「リーンスタートアップ思考でWeb開発を激進させる方法」のセミナーを聴いて感じたこと

前置き

昨日、リーンスタートアップ思考でWeb開発を激進させる方法というセミナーが開催されました。

運営メンバーがそれなりにいて、役割分担もしっかり出来ていたので、途中で遅れて参加する人の会場内の誘導をする程度で、基本的には参加者視点でお話を聞いてました。

話したい内容に見合った写真、図が中心のスライドで、


ということをつぶやいたとおり、講師の和波さんの口調がすごく心地よく、どんどん引き込まれる感じでお話を聴いてました。

お話聴きながら、自分の本業に関するビジネスについて、少し切り口を変えて何かできないかというのを考えたり、趣味と実益兼ねて現在2つほど作ろうとしてるツールについても考えを巡らせることが出来て、勉強させてもらった気がします。

フィードバックループを得る状況に持っていくのが大切

上記で趣味と実益兼ねて現在2つほど作ろうとしてるツールがあると書きましたが、具体的にはこんなものです

最初の方の人脈関連のツールについて仕事で必要だと思っているので、自分が使うのはもちろん、チームメンバーが利用対象者。後者のアプリについては、クラフトビール好きな人が一定数いるのはわかってるのでそういう人が対象者。

それぞれのツール、アプリの利用状況を考えながら

「こんな機能があればきっと役に立つに違いない」

とアイデアは膨らむけど、いざ実装しはじめると

「あ、でもこんなものがあったらいいのかも」
「この部分は、セキュリティ的に問題になるから、その対処をいまのうちにしておいたほうがいいのかも」
「人脈管理のツールは、Ruby/Sinatraで書いてるなら、まずはテストコード書かないとまずいよな」

と色々な事を考えだしてしまい、動作するものが出来上がらないという負のスパイラルというのは言い過ぎかもしれないけど、少なくとも前に進んでる感じが全く持てない状況になってました

昨日の話を聞いてて感じたのは、現状の自分の状況というのは、あれこれ考えすぎていて、フィードバックループを得られる状況にすらなってないんだなぁーということ。

結局、頭の中のアイデアや、紙の上での画面サンプル的なものがあっても、結局の所、何も問題解決につながらないわけで、最低限動作するものをまずは作り、自分も含めてそれこそ2,3名でもいいから使ってもらうようにお願いする状況にもっていくのが先決なのかと。

そして、使ってもらうようにお願いした時に、

「これって何するものなの?正直わからない」
「xxの部分ってもっと○○になるといいのに」
「これがイメージしてたものなんだよ!」
というネガティブ/ポジティブなフィードバックが得られると思うので、それを元にまた次に取り掛かり・・・という繰り返しが出来るのかな。

頭でわかっていたつもりなんだけど、昨日みたいにリアルに話を聞き、その話を受けて自分なりの解釈、感じたことをこうやって書き出すことで整理も出来てきました。

まずは最低限動作するものをリリースすることに注力し、そのために現状のブランチからトピックブランチを切って、作業していこうと思います。
※実は今までトピックブランチの存在意義がよくわかってなかったけど、やっと意味がわかった気がする


どうでもいいけど、寄り道して、お気に入りのお店でビルギービールを飲んで帰り、これがまた美味しかったので、昨日はいい一日でした
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