40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

Qiitaの中の人とQiita:Teamを使う人と共に理想のチームについて考えるトークイベントを行いました

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Qiitaの中の人とQiita:Teamを使う人と共に理想のチームについて考えてみませんか?という内容で、昨日トークイベントを実施しました。

Qiitaの開発・運営元のインクリメンツ海野さんも、MUGENUPの伊藤さんも、学生時代などにインターンなどでネット系企業のカルチャーを存分に体験しつつも、その後今の会社設立という流れをされてきてる中で、チームビルディングというか、会社の文化をどう形作ろうとしてるのか純粋に興味があったので、お2人にオファーをしてお話いただきつつ、これまでの運営同様に、参加者が聞きたいであろうことを引き出した形にしました

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印象に残ったポイント

毎回人数を絞って開催してるのですが、一般の応募+それぞれの登壇者の知り合いの方もお招きしたことで、参加人数がほんのすこしですが、自分がコントロール出来る範囲を超えたこともあり、細部まで話を覚えてないですが印象に残ってるポイントだけちょっと触れておきます

海野さんのお話

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  • お手本にしてる会社とかチームについてお尋ねした所、GitHubとのこと
  • 逆に「こういうチームはあまり好まないものはありますか?」と尋ねた所、お互いを褒め合うだけの慣れ合いになってるようなものは、結局のところ、それぞれの世界で閉じこもってしまうため、そういう関係性は好きではないとのこと
  • 時には、ネガティブな指摘を相手にすることも仕事をする上では必要。ただそれも、前提としてお互いが信頼をしてるというのがあった上で初めての話しである
  • (Qiita Blogで海野さんが以下書かれていたのを前フリした上で)こういうのをやろうと思ったキッカケみたいなものがあったのかとお尋ねした所、海野さん自身、オンライン上のコミュニケーションに閉じこもりがちになってしまうので、オフラインで、仕事と関係ないことを気軽に出来る空気を作りたかったとのこと

社員の持ち回りで3時のおやつを買ってきたり(#incrementsweets),週末にTGIFとしてピザやYEBISUビールを楽しみながら色々話しています.

QiitaやKobitoを作る開発チームの文化より

伊藤さんのお話

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  • 新しいことをやってみようという雰囲気がエンジニアチームにはあり、実践しやすい空気がある。
    • Qiita:Teamを使うことになったのも、ドキュメント整備の必要性を感じてい時期に、タイミング良くQiita:Teamがリリースされて、Markdownで書けるというのがエンジニア的には心地よいというところからすぐに採用決まったらしい
  • そういう新しいのを取り入れても一定期間しっかり利用してみて、運用上の改善事項があれば、日常業務でアジャイル/スクラムを実践されれて、その振り返りの中で、こういうツールについての問題についてもしっかり共有される
  • (私自身が伊藤さんとお会いした当初のMUGENUPさんの会社規模は10名程度だったが、現在はそれの数倍の規模になってますよねという前フリがあったのですが)ある時期からお互いの関係性が見えづらくなってきて、これはマズいと感じたことも有り、パワーランチという形で、定期的に部署を超えてお互いを知る機会を作ってる
    • このパワーランチの風景が後日社内SNS上に流れて、その時の雰囲気が全社に伝わるようになってる

参加いただいた方が共感したポイントとか、違和感を感じたこととか、質問したいこと

トークイベント自体は全体で1時間程度を見積もっていたのですが、だいたい25分程度経過した頃合いで最低限の話は引き出せたかなと思ったので、それ以降、参加者隣同士でペアーになってもらって、話の内容に共感できた事、違和感を感じた事などを紙に書きだしてもらいました

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ここから、1つ以上の項目を海野さん、伊藤さんにピックアップしていただいて、再度トークを進めたのですが、大きな部門になるとツール導入しづらいという質問について、海野さんから、Qiitaを実際に導入してるユーザさんの声というか事例について語っていただいたのが、参加された人にとっても良いフィードバックだったのかなぁと思ってます。

トークイベント終了後も、任意で会場に残っていただき、料理やビールを飲みながら皆さん楽しそうにお話されていてそういう姿を見て、こういうのを企画、運営してて良かったなぁと思ってます

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