この前、たまたま、こちらでコーピングという概念を知ったので、ちょっと面白そうだなぁと思ったので、ストレスに負けない技術−コーピングで仕事も人生もうまくいく!という本を買って読んでみたけど、結構役に立ちそうなことが書いてあった
上記本のP.13に以下のような図が書いてあったのだけど、赤矢印の刺激(ストレッサーというらしい)が原因で、通常は平穏な状態にある心理状態にひずみが生じ、その状態をストレスと定義しているみたい
このストレッサーというのは、物理的なもの(温度、騒音、臭い・・etc)と心理的なものに大別されて、心理的なものも転居、転職などのライフイベントと、仕事上のトラブル、人間関係のトラブルといったデイリーハッスルの2つに分けることができるらしい。
ライフイベントは、はっきりした出来事があるので、ストレスを感じて比較的対処しやすいそうですが、デイリーハッスルは、気付きづらいために、知らないうちに大きな影響をうけるみたいで、これは、なんとなくわかるなぁ。
ストレスっていうのは、このストレッサーを、その人自身がどのように受け止めるのかという主観によって代わり、例えば就職の面接に望むという状況のときに、
Aさん:就職面接失敗=人生の失敗
Bさん:就職は人生の通過点にすぎない
といった感じで、人によって、「ストレスのツボ」が異なると書いてあった。
たしかに、これは結構納得。
っていうのも、自分の場合には情けないことに、電話の対応が昔から苦手で、結構これがストレスに感じることがあるけど、電話対応に慣れている人からすれば
「え?そんなことで、ストレスを感じるなんて・・」
っていうことになるだろうし。
で、上記のような平穏な状態からひずみが生じてストレスという困難が生じたときに、その困難に対処する手段をコーピングっていうそうです。
コーピングの詳細についてはまた別のエントリーでまとめていきます