かなーり遅くなったけど、このエントリーの社会起業家セミナーに参加したので、ちょっとそのまとめを。
当日はこちらのWebサイトの告知にもあったように、4名の方がスピーカーとして色々とお話されたけど、その中でも金田さんと坂本さんのお話が結構興味深いものだった。
まず、金田さんは当日司会も務めていたのだけど、やたら話が上手だなぁって思っていたら昔にアナウンサーだったらしく、しかもアナウンサーになるのが夢でそれを実現させた方だそうで、それもすごいなぁって思ったいたんだけど、それ以上に、今までの人生の中で、常に仕事上の軸となるテーマと、プライベートで軸となるテーマを設定したそうで、その軸つながりで、色々なことを経験してきて(その中の1つがアナウンサーらしい)今に至っているらしい。
その都度の興味関心ごとを、単なる関心ごとに留めることなく、実際に活動に移されてきている姿勢というのは、正直すごいなぁって思ったのと、自分自身も、まだ短い人生ながら、”IT”という軸と”人材”という軸の2つの関心ごとが現在のテーマだから金田さんに見習って当面はこの軸をどんどん伸ばしていこうってちょっと思った。
あと、坂本さんも財務省という”お役所”の方というイメージがあんまりしない方で、結構精力的に色々と活躍しているなぁというのがお話を聞いた印象。
市民の行政への「参加と選択」「責任の共有」という新しい姿を模索されているそうです。
当日、坂本さんがお話されていた、例え話が結構面白くって
得てして役所という所はピカピカのバットとグローブが整った野球チームみたいなもので、お客さんが入らない試合をやっているから、下手すると、試合は実際にやらなくても良いから、やった事にしてしまおうという風潮がある。一方でNPOのような所はボロボロの道具しかなくって下手すると選手も揃わないという状況。本当はこういうボロボロの道具しか揃わないけど志はある人のところに必要な道具なりを提供できるような仕組みをきちんと整えるのが本来役所の仕事なんじゃないかっていうようなことを話していた。(メモ取っていたんだけど、細かい部分思い出せないからまちがっているかも・・・)
坂本さんのような志を持った方が、”官”にもいるんだなぁっていうのが知れて、変な感じだけど、ちょっとうれしくなった。
ただ残念だったのは、この後の懇親会にこのお2人方とも参加されていなかったので、色々とお話を聴く機会がなかったのは残念だったけど、社会起業家セミナーに参加されていた大学生達と知り合いになれたのは、なんか思いがけない収穫だった。