インターネットによる満足度調査の概要
人材ビジネスというので派遣スタッフ満足度調査というのがあったので、一部抜粋すると
質問項目:18問とありました。週末にデータの罠を読み終わったばっかりだったので、そこで学んだことを踏まえて、揚げ足を取るつもりじゃないけど、ちょっと疑問に思った点があって
実施期間:2006/06/01-2006/06/22
実施方法:インターネット上で質問を投げかけた
総回答数:1205人
男女比 男性57人(4.7%)、女性1140人(94.7%)、無回答8人(0.7%)
年齢費 20代474人、30代630人、40代78人、50代12人、60代1人、無回答10人
婚姻率 未婚者793人、既婚者404人、無回答8人
評価対象にあがった派遣会社
アンケートは派遣会社を利用して仕事に就いたことのある人に対し、登録〜就業開始〜契約終了までの流れについて聞いた。回答者は派遣会社を上げると同時に各質問項目に関する満足度を評価した。
挙げられた派遣会社は母数の多い(回答数)の多い順に、スタッフサービス、パソナ、アデコ、テンプスタッフ、マンパワージャパン、リクルートスタッフィングなど、300社以上。なお、今回の調査では回答者が60人以上の企業に絞って掲載した。
60人以上の企業に絞って掲載という箇所
回答数の上位の派遣会社それぞれの人数が明記されていないため、例えばの話マンパワーについての回答数が500人だったとして、テンプスタッフが100人だったりすると、対象だったりした場合に比較することが適切なのかなぁと。(この点の数値が明記されていなかったので実際は不明)
疑問に思った根拠としてデータの罠で取り上げられていた、日本人の英語力が低いという部分と照らし合わせます。
日本人の英語力が低いというのが、TOEFLのスコアーから来ていて、その平均がアジア圏では最低レベルにあるからということだけど、そもそも日本人は受験数が多く、平均して1万人(多いときには10万人超)ということらしく、アジア圏では、インド、中国、韓国も同じくらいの受験数という一方で、ブルネイやモルジブのような国は受験数が大幅に少ない(数十人だったかな?)そうです。
なんで、こんな差が生じるかというと
- $140という受験料負担が国によってとても大きい。
- 日本の場合には企業/学校で強制的に受験を命じられる一方、貧しい国の場合に将来の仕事のために必死に勉強する
というようなことがあるそうです。
日本の場合にはかなりの人数の人で、様々なレベルの人が受験する一方、貧しい国の場合には、特定の層の人たちがごく少数受験するという結果のため、それを単純に比較することはできないということが書かれていたけど、今回の満足度調査では、もしかしたら、どこかの派遣会社が、上記のTOEFLの例の”日本”に相当して、他の所が”ブルネイ”とかになっている可能性もあるのではと感じました。
どういう形であれば、公正なものになるのかがちょっと思いつかなかった・・・