ナンバ走り
ナンバ走り読み終わったので、とりあえず気になった所のメモ。
終章で、”天才”とは誰よりも練習した人間のことであるということで、例えば長嶋茂雄が、高校、大学でかなりの”しごき”をうけたけど、天才といわれる人の中に、こういう根性主義的なトレーニングを受けたひとがいるっていうようなことが書かれており、しごき を受けることで
どうして、根性主義に塗れたアスリートが、こうも柔軟でスムーズな動きを体得するすることができたのか。意外なことに、秘密は根性主義の中にある。というように、余計な力を使わない身体の動きを体得して、それが実践で活用できているのではということを書かれていました。
〜中略〜
気がつくと、体が「踏ん張る」「うねる」「捻る」の要素を放棄し、流れるように動いているのである。つまり「地獄の苦しみ」の中から効率的な身体運用法が産声を上げるというプロセスがここにある。
しごきの是非はさておき、ナンバ走りのような体を「踏ん張る」「うねる」「捻る」の要素を放棄した動きにはちょっと興味あるかも
この本読んでいてちょっとだけ難点だったのは、写真&解説文章の両方あって丁寧に説明しているんだけど、身体のどの部分を意識するのがわかりづらかったかも(特に肋骨潰しがイメージできなかった)
Tags:読書メモ