昨年末から引き続き、中途入社の人&今年の新卒入社の人向けに勉強会の講師をやっているのですが、講師をやっていて、みんながどういうことがわからないのかがわからないってなんだか変な日本語ですが、本当に、その辺りが掴めていないために、毎回どのように説明していいのかに困ってます。
そんな風に感じている中で、今日勉強会をやっていて、サーバーの構築というのをお題に1時間ほど説明していたのですが、参加している人から
「なんだか今までモヤモヤしていたのが、今日の説明ですっきりした」
という、教えている立場からすると、とってもありがたい言葉をもらえました。具体的にどういうことかを訪ねた所
「今までは、技術用語が色々あってそれぞれが何を指しているのか、なんとなくモヤモヤしながらわかったような感じになっていたけど、個々の関連性のようなものがわかった」
ということでした。技術屋さんでない人でも、イメージをもってもらうために、Windows vs Linuxで、同じapacheの設定をするというのを例にしました。
Windowsの場合には、GUI で比較的簡単にインストール等ができるというのを、このサイトを題材にし、一方で、Linuxはこちらのサイトをつかって、ソースからのインストールという意図的に難しさを誇張した形で説明しました。
Windowsの場合には、とっつきやすそうな反面、仮に100台同じ設定を行う場合には、GUIベースなので、1つづつ設定しなければいけないというデメリットが生じるかもしれない一方で、Linuxの場合には、コマンドラインからの設定でとっても敷居が高いと感じるけど、コマンド1つ1つは、わりとシンプルなものからできあがっているので、100台同じ設定をするとなった場合に、ネットワークの設定が終わりさえすれば、シェルスクリプトというプログラミングの能力があれば、作業ミスもないし、1つづつ設定しなくても済むので、そういう所がLinux系のメリットというような話をしました。
特に、みんなの中では、キーワードとして、シェル という言葉を聞くけど、それが何で実際に必要なのかという結びつきがとってもわかりづらかったそうで、実際にありそうな題材を含めて話したら、イメージできたとのこと。
本当は、実際に設定画面を見せながら話したかったけど、会社のPCはアプリケーションのインストールが禁止されているので、自宅のPCで環境作ってとかって考えて、X-22にdebian 入れたんだけど、X の設定でハマってしまって結局準備できなかった。。
そんなことは、さておき、昨年末から、合計で30時間以上、業務終了後に勉強会でしゃべりつづけてきた効果が、ちょっとづつ現れてきたかなぁと思うと、ちょっとだけうれしいなぁ