40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

貧乏はお金持ち

なんとなく前から漠然と思っていたけど、今後収入が劇的に伸びるっていうのは現実的でないし、仮にそうなったとしても、家庭を犠牲にしたり・・・みたいな感じで、何かを失ったりするという感じがするのと、正直な所、仕事から得る対価として、別に現状以上のお金というのはあまり自分にとっては価値を感じず、それよりも時間的な自由だったり、自分の裁量で仕事を選択出来ることに、自分としては価値を感じていて、それは以前の職場にいる頃からなのですが、特に最近はこの感覚が強くなったかなぁーと思います。

そういう自由を得ながら、金銭的な安定を得るじゃないけど、何か都合の良いやり方みたいなもののヒントになりそうなのが、個人事業主とか、この本で取り上げているマイクロ法人という手段。

現状と同程度くらいの収入に対して、自分なりの工夫によって節税出来て結果として、将来にそなえることが出来るのであれば、それはそれで幸せだし、自分がこれまで知らなかった世の中の金銭的な仕組みについて気づかせてくれた意味では、きっかけをくれたように思います。

ページ数多いけど、そんなに難しいことが書いてあるわけでもないので、途中ナナメ読みしても良いかと思いますし、むしろこの本を読んだ後に、どれだけ世の中の仕組みについて勉強していく意識が定着するのかが大切なのかと。

よく、色々なところで、今後生きていくのに、「IT、英語、Finance」と言われるけど、この本を読んでFinanceの必要性というのをつくづく実感しました。

貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する
橘 玲
講談社
売り上げランキング: 2000
おすすめ度の平均: 4.0
3 一人で設立した会社をマイクロ法人としてみる
4 世の中の仕組みを知るのに良い
5 素晴らしい!
5 サラリーマンの常識を覆す
4 したたかに、この格差社会を乗りきるための考え方を教えてくれる。