40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

ビールを愉しむ

ビールを愉しむ (ちくま新書)
上原 誠一郎
筑摩書房
売り上げランキング: 678682
おすすめ度の平均: 3.5
3 地ビールをつくった人
4 ビールを知ろう

著者はエチゴビールの方。発行が少し古いけど、それでもビールを味わうための基礎知識を網羅しているように思うので、最近地ビール探しが楽しみになっている自分としては良書。

これまで、地ビールなどを買う時、飲むときというのは、ラベルのデザイン、店頭のPOP、メニューに書かれている説明書きなどを頼りにしていたけど、この本を読んで、ビールには大きく分けて、上面発酵タイプ、下面発酵タイプがあることだったり、日本の主要大手メーカーは後者のタイプが大半であって、最近自分が好きなビールのタイプというのが、上面発酵酵母をつかったタイプということがまず整理出来たし、その、上面発酵酵母を使ったタイプにも、イギリススタイル、ドイツスタイル、ベルギースタイルという括りで整理することで、自分の中でのビールの捉え方がより整理された感じがします

同じペールエールといってもいろいろなタイプありますが、総じて淡色のきれいな色をしていて、果物のようなフレッシュな香りと少し強い苦味が特徴だと覚えておいてください。153ページ

という一文がありましたが、最近特にお気に入りのヤッホーブルーイングの「よなよなエール」や、エチゴビールの「レッドエール」なんか上記の特徴を踏まえて味を思い出すと確かにそんな感じがするし、こういう形で味の特徴を文章にしてもらうことで
「他のメーカーのペールエールは好みのタイプかな?」
「ペールエール以外のは、どんな味の特徴があるんだろう?」

っていうことが自然と頭の中を駆け巡るようになって、この本のタイトルにある「ビールを愉しむ」そのものかと思います。

明日は金曜日だからこれまで飲んだことがない地ビール探して飲みたいなぁ