Fluentd Casual Talksに参加してきました。
前置き
定員130名に対して250名近くの予約があったFluentd Casual Talks気づいたのが遅く、キャンセル待ち状態で申し込んだら、当日までに参加できない人が思っていた以上にいて繰り上がったから無事参加できました。
会場は最近ヒカリエに移転されたDeNAさんにて行われました。受付等での対応をされていたDeNAの社員の方+運営に関わっていらしたみなさんにまずはありがとうございました&おつかれさまでしたとお伝えしたいと思います。
会場はいかにもセミナールームで、カチっとした感じですが、空気としては適度にゆる~い感じで、なんとなくqpstudyっぽいのを感じたのは自分だけかな??
今回参加した背景&目的など
- 現在Titanium Mobileで作ってるiPhoneアプリを今後リリースした場合に、バックエンド側のサーバのログ(Apacheやsyslog)管理をしっかりとやりたいというのがあって今回参加
- メインセッションの中で「小さく始めるFluentd」というのがあったので、肩肘張らずに使えるものなのかなというイメージを持ったので実際の所はどうなのか確認したかった
- Fluentd は自分は使ったことがないけど、参加前に、Software Designを読んで予習しておいたので、概念はひと通り理解したつもりで参加
※事前に予習しておいたから、話にスムーズについていけた
「fluentdはじめました」と「fluentdでwebサイト運用を楽にする」より
twitterやブログを拝見してるお2人を実際に見るのが初めで、ちょっとあこがれの人にあった気分でしたw
印象に残った話を以下箇条書きで
- ビジネス的に意味のある数値をリアルタイムに可視化したい
- 性能劣化の早期検知(nginxのログを1分単位でリアルタイム解析できるので、重いクエリー、バッチ処理などの影響がわかる。)
- ユーザからの問い合わせ対応向け(ソーシャルゲームだと例えば「迷惑行為を受けてる」という報告あっても実際にそういう記録があるのかどうかはログをみないとわからない。そういうサポート部門にいる人向けに便利なツールを提供した)
- 実際運用してみて動作は安定してるが枯れているわけではないので、バージョンアップした時に内部的に実装がかわってることがある。
小さく始めるFluentd
Treasure Dataの方からのお話。「小さくはじめる」というタイトルがあったので、何気にこれを一番期待して参加していました。
いくつかお話があった中で、Fluentdの設計思想というか目指している所についてのお話がありました。具体的には毎日やってる面倒くさい作業を解決するために作った。使い捨てのスクリプトを書いてたものを整理したかったというのが根底にあるそうです。
Fluentdのプラグインを使っての拡張性とか柔軟性みたいな所がこういう設計思想から表されているんでしょうね。
この後、@ume3_のLTを聞いたり大分理解できたので、残りのLTを聞きつつ
さっきSoftware Designで予習しててメイントークも聞いて大分イメージが掴めてきたので、さくらのサーバにFluentd入れた
— hiroshi oyamada (@h5y1m141) May 18, 2012
ということもしてました。
さてブログ書き終わったので、これからさくらVPS上のDebianのFluentdの設定やってみようと思います