AWS移行時にデベロッパはどんなアーキテクチャを描くべきかというセミナー運営しました
この前の土曜日ですがオンプレミスからクラウドへの移行を想定した座学+グループワークを行うセミナーの運営していました。
ふりかえってみて
申し込み人数、当日参加人数とも当初見込んでいた人数より少し下回ってしまいました。ただ当日の参加いただいた方たちの表情、懇親会の参加率、参加者のアンケート結果、
今日のパソナさんのAWSのセミナー超盛り上がって楽しかった。社内でも仮装RFP作ってCDPを考える勉強会とかやったら盛り上がるかなあ。
— Masaaki Uchida (@uchiunyo) February 23, 2013
昨日はOSCも行きたかったけど、AWSセミナーに行った。pasonatech.co.jp/event/index.js… これだけ充実したセミナーが無料ってすごい。とても勉強になりました。
— カネダック (@kanedaq) February 23, 2013
というtweetを見る限り、適切に運用できたかなと思っています。
これも、お世辞抜きに、サーバーワークスさん達のテクニカルなスキル+上手な演出、トークのおかげだと思ってます。
※セミナー自体とは関係ないですが、こういうセミナー通じて自分たちのビジネスにどう結びつけていくかという収益モデルについてはまだまだ甘いところがたくさんあるのでそこはやっぱり永遠の課題
紙とペン。ペーパープロトタイピングな考え
後半のグループワークでは、サーバーワークスさんに事前に作成いただいた実際にありそうなRFPをベースにして、AWS環境の設計とチーム別に発表いただきました
セミナー開催前のサーバーワークスさんとの打ち合わせで、このグループワークで考えてもらった内容の発表時にはCachooを使う方向でいて、うちの会社でPCを手配する方向でいたのですが、色々あってPCの手配ができないという状況になってしまいました。
最終的には
- AWSでよく利用されるサービスのアイコンを10x10cm程度に拡大して印刷。
- 模造紙&マジックと上記印刷したアイコンを使って、模造紙上にシステム構成図を描いてもらう
というアナログな手法を採用しました。あくまで個人的な見解ですがこのやり方にして正解だったような気がします。
というのも、グループワーク見てると、参加者同士で印刷されたアイコンを片手に、「この場合にはxxの部分は?」みたいな感じでお互いの考えを述べ合いながら、しっかりとグループワークになっていたからです。
ちょっと話がそれますが、自分がiPhoneアプリ作ってる時に、これまでずっとPC上で試行錯誤することが多かったのですが、最近ペーパープロトタイピングというやり方があるというのを知りました。
ペーパープロトタイピングのように、iPhoneアプリでよく利用されるUIの各パーツとなるものを手書き(もしくはそういうアイコンみたいなやつをダウンロードして印刷)しながら、画面遷移とか、画面タッチした時の動作について、実際に手を動かしながら事前に考えるという行為を通じて、じぶんが考えるアプリのアイデアについて深く理解できるのかなと思います。
ふと今回のグループワークを眺めていて、AWSの環境にせよ、iPhoneアプリを作るにせよ、アナログな紙とペンを駆使して考えながら、ディスカッションすることで、色々な気付きが得られるのかなとふと感じました。
今後にむけて
@h5y1m141 @oko_chang @hashiva うっす。今日はお疲れ様でした!かなり面白かったのでまたやりましょう!アフター的なフォローはお願いしゃす!
— あだ名はリーダー (@iara) February 23, 2013
というのをリーダーからいただき、また何かやりたいなぁと思ってます。
今回と全く同じやつをシリーズものでやってもいいかなと思いつつ、レンタルサーバーとかVPS上で稼働させてるブログシステム(例:ありがちなWordPress)環境をAWS環境に実際に移行作業する実装編みたいなやつが出来たら面白いかなと思っていたりします(こんな感じの要件の仕事を想定した実装編みたいなやつ)