エンジニア経験無い人を教える&働き先を紹介するまでの話
タイトルで全て言い尽くしましたが、自分がやりたかった
教える(正確にはコーチング)⇔開発する
の両方が相互に作用するような自分がイメージしてたことがようやく実を結びました!
Connecting the dots
@ukedchat @gapingvoid There's one more image to this that you're missing... creativity. :-) @ElsiumEd pic.twitter.com/T283tvkX30
— Elsium (@DavidKirtlan) February 8, 2014
これ知ったのは増井さんの講演を紹介されてる記事なのですがそこで
そして大事なのが、点と点を最短距離でつなげるだけでなく、異なる組み合わせをすることで、新しい全く考えもしなかった物が作れる。それがクリエイティビィティなんです
と書かれました。
当初は、人に教えるという2者間の関係だけだったのですが、そこから、色々な組み合わせができないか模索したことで、今後の予定も含めてちょっと絵↓を描いてみたのですが、ここからさらに世界が広がりそうな気がしてきました
以下、エンジニア経験無い人を教える&働き先を紹介するまでの少し長い話です
エンジニア志望の人との出会い
昨年11月頃にお手伝いしていたスタートアップの会社で私はエンジニアとしてRailsの開発をごくわずかですがやってました。私含めリモートで働いてる方が結構いたので、顔合わせ的な感じで飲み会があったのですが、そのスタートアップの事務方の仕事をしてるエンジニア志望の人と会いました。
その人、当時は日中は日雇いの土方(IT土方ではなく、ガチの土方)の仕事をしつつ、夜はそっちのスタートアップの仕事の事務方の仕事をして空き時間にプログラミングの勉強をしてるというかなりハードな生活をしており、見た感じは温厚そうなどちらかというと草食系な感じなのに、やってることはスゴイなぁと思って、何か役に立てることがあればと思ってひとまずボランティア的に、プログラミングを教えてました。
しばらくはRailsではなくRuby自体について教えていた
本人はRailsチュートリアルを勉強し終えたという段階だったので、本人的にはそのままRailsをもっと学びたいという感じだったのですがプログラミング自体の経験がそれほどない状況の中で、そのまま突き進んでいったとしても少し表面的な理解になりそうな気もしたので、一旦Railsからは外れることにしました
とはいえ、Railsから全然関連性がないものとなると、本人のモチベーションも落ちそう+たまたまその時に自分が関わっていた仕事のからみもあって、ActiveRecordの機能を活用しつつ、クローラー開発について学んでもらうことにしました。
ちょうどその時にRubyによるクローラー開発技法 巡回・解析機能の実装と21の運用例が出て間もなかったことも有り、少し読んだ感じでは参考書籍になりそうな気がしたので、購入して貸し与えてこれを見ながら、クローラー自体について理解してもらいながら、ちょっとづつActiveRecordの機能を取り入れてカスタマイズしてもらうような感じで教えていきました。
クローラー開発でデータ処理というか配列やハッシュ操作についてそれなりに勉強してもらえたのかなと思いつつも、Ruby自体の理解がどこまで深まったのかはちょっと謎ですが(^_^;)まぁそれなりに成果はあったのかなと。
より実践的な学びを得てもらいたいと思い色々画策した時期
そんなことをしばらくやっていて、より実践的な学びを得てもらいたくって、仕事に近い課題をどうにかして与えたいと思いました。
クラウドソーシングを使ったやり方をまずは画策
自分の仕事がちょっと切れていたこともあって、クラウドソーシングの情報をチェックしてたら、クローラー開発の仕事が、数は少ないながらも意外とあって、しかもエントリーしてる側のエンジニアの数も、別のカテゴリ(一般的なWebアプリとかのやつ)に比較するとそこまで多く無さそうで需給バランス良い印象を受けました。
そっちの案件を受注して、自分がメインで作りつつ、その人にサブ的に開発してももらってその分の謝礼を支払うみたいなことを考えていくつかエントリーしたのですが、自分の実績のなさもあって、受注に至らなかったのと、自分が別の案件関わりだしたこともあってクラウドソーシング使って実践的な開発を経験してもらうのは一旦断念
自分の人脈を通じたやり方にシフト
年末に、自分の案件獲得のために割りと色々な人に会っていたのですが、そのうちの1人の人手、Facebook上では互いに面識あるけど、そんなにじっくりと喋ったことがないっていう人と一度お会いすることになりました。
その人は、開発もしてるけど、プログラミングをマンツーマンで割りと濃く教えてる商売もされていたので、何となくですが、自分が教えてる人も引きあわせてもいいかなとおもって3人で飲む機会を作り、話の流れで、その人からスポット的にRailsでの開発の仕事を紹介してもらえることになりました。※ついでに自分もその人の仕事を違う形でお手伝いすることになるんですけどね(^^)v
ただ上記はスポット的な仕事でフルタイムではないので、折角なので、フルタイムで開発の仕事、出来ればRailsの開発の仕事の可能性がないかなぁ〜と思って自分の人脈通じて可能性を探ろう・・とずっと考えていたのですが、自分が常駐してる先で人手が足りないのでみたいな話をされていたのでエンジニアとしての経験はまだないけど自分がずっと教えてる人がいて、しばらくは自分も出来る範囲でフォローするのでアルバイトで採用とかどうでしょうと打診し、双方OKということで、明日から、アルバイトだけど、Railsでの開発についてもらえるようになりました!
※ツッコミはいりそうな気もするので一応書いておくと、有料職業紹介事業の免許持ってないしそっちの方で稼ぐという意識が無いので、今回、人を紹介しても紹介料は一切もらってない
最後にもう一回最初に出した絵の解説
当初は自分と、教える相手の2者間の関係でした。それが、年末に飲み会セッティングしたことで右隣の水色の人との3者の世界が出来上がりました
一方で、自分が常駐してる所で自分はそこで開発の仕事をしてるのですが、一方で人手が足りないということで今回アルバイトとして人を紹介したことで、そこでまた関係が作れました
さらに、そこの常駐してる所の人はどういう風に採用活動をしていいのかという現場視点での苦労だったり、本人は口にしてないけど、チームビルディングとかでも今後苦労するのかなと思っており、その辺りの経験をここ最近ずっとされていて、少し前にこんなことを喋っていた人との場をセッティングしてあげる(ちなみに今日の夜)ことでまた違う世界が描けるのかなーと思ってます。