40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

甲状腺のガンが見つかって今年の1月に人生初の手術&入院をしていました

再開最初の一発目が重たい内容ですみません。。。

書こうとおもった理由

フリーランスとして、Webアプリケーション開発に関することに関わっているのですが、仕事内容的に、一緒にする人たちが自分よりも一回り(下手すると2回り)下の人と一緒に仕事をする事が圧倒的に多くなってきました

そのため、一緒に働く30代、40代の人が、今後直面するかもしれない出来事について少しでも参考になることを書いておければと思ったので書くことにしました

発見までの経緯

コレステロール値が高いので数年前から定期的に病院に通っているのですが、先生から

「血管の詰まりとかを調べるために頸動脈エコーをしましょう」

と提案を受けて2023年10月下旬に検査

エコー検査→その後に専門病院を紹介される

検査結果をした時に

「血管自体は問題なし。ただそれとは別にちょっと気になる箇所があるので一度大きな病院で見てもらったほうが良いかも」

となり、紹介状を出してもらって甲状腺疾患専門の病院に行きました

検査結果、ガンが発覚。

不幸中の幸い

  • 冒頭で書いたように自覚症状があったわけではなく、普段通ってる病院でたまた進められた検査の延長線で偶然発見
  • 専門の病院での検査結果を受けて入院&手術が必要となる。
  • ただ見てもらっていた病院だと最短で2024年の4月末頃になると言われてとりあえずそのまま手続きを進めようと思った
    • ただこの日の午後にたまたま大学病院から来る先生が来るので一旦相談してみましょうとなる。
    • しばらく待ってから改めてその先生に診てもらい、結果2024年の2月頃に手術出来そうのことで目処がつく
  • 後日、改めて大学病院に来院。
    • 当初予定していた方の枠が空く
    • 2024年の2月という予定がさらに前倒しになり1月末で手術予定日確定

という感じでいくつか不幸中の幸いとなる出来事が積み重なりました

手術前の心境

甲状腺を全部摘出するので

  • 術後にどの位で体力が復活するのかとか
  • 今後ずっと薬を飲み続けることになるのか

などもちろん多少の不安があったのは嘘偽り亡く事実でした。

ただ病院での入院準備の時に何か不安なことがありますかと聞かれてその時にも担当の方にも話したけど

「なるようにしかならない」

というのが正直な心境でした。

何となく達観してたのは自分の特性

話が前後しますが、たまたま縁があって自分のキャリアを振り返るきっかけにしたかったこともあり少し前にコーチングを受けていました。

その一貫で特性アセスメントを受けたのですが、自分は情緒安定性(時々の感情に左右されず、不快なことも冷静に受け止める特性)の項目が比較的高かったので何となく達観して感じだったのかなぁと思っています。

なので、自分でコントロール出来ない事についてはあれこれ考えず、手術の日まで淡々と過ごそうという心境でした

入院前の準備

こんな感じのチェックリスト作って準備

これとは別にToDoで入院前にやることを書き出してましたが、これは完全に職業病ですね😅

そして今年の1月に手術

当初は当日お昼すぎ位と言われていたけど、実際は夕方5時に開始。

以前メモっていたことを時系列で振り返ります

手術前

よく医療系のドラマで見るような手術室のイメージとは全く違って想像していたよりもすごく綺麗でめちゃくちゃ広い!

(印象としては都心のオフィスビルに入居してるコンビニ位でした)

あと、手術するスタッフの人達がなんか雑談してて普段と変わらないスタンスだったのが逆に気が紛れて、結果、特に緊張することもなかったかなぁというのが心境でした。

手術を終えて

入院前にレクチャー受けていたんだけど

  • 全身麻酔から回復する時に徐々に意識が戻る
  • 自分が話をする
  • 話が出来るということは意識が戻ってるという状況なのでそれを確認してスタッフの方が管を抜く

という流れだったけど、その当たりの記憶がまったくない。。

手術を終えて部屋に戻ったのが9時前後だったはずなのですが、気づいたら手術室から横たわったままどこかに移動中

結構揺れる感じがあって車酔いみたいな感じがしてそれでだいぶ意識がはっきりした気がする

手術後~2日後くらい

思っていたよりも辛かったです。

何が辛かったかというと

  • 首の下を切ってるので術後は一定時間うごけない(寝返りも不可)
  • 術後〜6時間の間は1時間おきに血圧とか諸々チェックするので正直寝れない
  • おしっこも管を通して行う

特におしっこが今でも思い出すと一番辛い思い出。

肝心の術後のひまつぶしは役に立った?

これも振り返ります。

    • 小説。最近ハマってる反社とかを扱うようなテーマのやつで前から読みたかった本が中古で安く買えた
    • 雑誌のNumber
  • 事前に購入しておいた電子楽器のエレフエ
  • あらかじめダウンロードしておいた動画
  • Radiko

・・という感じでそれなりに準備してました。

でも結局は

  • 病院の入院生活でテレホンカードみたいなのを購入してテレビを見る
  • YouTubeでお笑い動画を見る
  • 小説を読む

という感じに落ち着きました。

せっかく購入した電子楽器が活躍しなかった理由

元々、手術前に説明を受けていたのですが、術後は一時的に低カルシウム血症の症状が出て、頻繁に手足がしびれる症状が出ていました

別にこれ自体は深刻な状態ではなかったけど何となくエレフエ使って演奏しようという気分になれなかったので結局活躍せず。。

入院中の食事について

術後しばらくして、ほぼお水のようなおかゆおかゆ→ご飯という感じで日常に近い食事に戻っていくのは地味に嬉しかった!

低脂肪&毎日1500カロリー程度に抑えられていたけど、しっかりタンパク質は取れて味付けも普段の自分が食べる食事と大差なかったので食生活のストレスはほぼ感じなかった。

このときの食事を受けて退院後の食生活も見直した

加えて、低脂肪の食事を続けてて体調が良かったのもあったこともあり、退院後の食事もこれを機会に見直しました。

これまでずっとおやつにデニッシュ系のパンを食べていたのですが、代わりに和菓子を食べるようになり

入院中大事だと思ったこと

自分の場合は、低カルシウム血症の症状を除くと予定通り回復して行動の制限も少なかったこともあり割と持て余す感じでした

  • 普段の生活でも環境音代わりに使ってるテレビを付ける
  • なんとなくテレビを見つつ、お笑い動画を見る
  • 飽きたら小説を読む
  • 無理ない範囲で、持参したチューブトレーニングの機器で足の筋肉だけ鍛える

という感じで、普段の日常となるべく同じリズムで過ごしたほうが精神的に落ち着いたという結論に至りました。

最後に

人生初の手術&入院。

どうなることかと思ったけどこういう↓感じの予定表をもらっていたので自分の体調の回復次第でどういうタイミングで食事内容、行動制限が解除されていくのか展望が見えるのはありがたかった。