Co-Edoでエンジニア・webデザイナー飲み会『健康的にお酒を飲んでわいわい交流しよう!』というイベントに参加してきたので、そこでこんなLTしてきました。
元々ブログに書きたいと思っていたネタなので、スライドの内容を補足する形で久しぶりにブログにまとめておこうと思います。
最初に前置き的なこと
スライドでも触れてますが、2014年7月〜フリーランスになったので、気づいたら3年弱経過してました。
1人で仕事やってるので
- 忙しい時に仕事の依頼が来てやむなく断ってしまう
- 目先の案件の仕事ばっかりになってしまってこの先必要な技術習得を疎かにしがち
ということが、時々発生してました。
やむなく断ってしまう場合にも出来ることはやっておく
忙しい時に仕事の依頼が来てやむなく断ってしまうという件については、仕事内容、先方の雰囲気などを踏まえて誰か良さそうな人がいないか周りの人に声をかけてみるということをしてます。
手間はかかりはするのですが
- 仮にうまくマッチングしてくれれば、ひとまず関係性が作れる
- 将来自分の仕事が空いてしまった時に、そういう関係性ある所を少しでも作っておくことで、そこでの仕事につながるかもしれない
という感じでちょっと先のことを見据えると、こういう一工夫でどうにかなるかなと思ってます(実際ここ最近でこういうマッチングを数件こなしてました)
この先必要な技術習得を疎かにしがちにしてしまう件
これについては、どうにも良い方法が思いつかず、これに関連するようなことをこの1年位ずっとあれこれ考えていた気がします。
解決策を思いついたので、お弟子さんとなる人を見つけた
フリーランスエンジニアをやるのではなく, 開発会社をつくった理由というmediumの記事を年末に読んで、2年位前に書いていたことを改めて思い出してひとまずお弟子さんとなる人を見つけることにしました。
色々縁があって、そういう人を年末に見つけて、年初から実際に仕事をお願いしてます。
頼んでる仕事内容は技術検証っぽいこと
自分が関わってる仕事を再委託は基本的にはやらないようにしようと思ってます。
理由は以下3つ
- 契約上の問題(案件によっては再委託出来ない場合もあるし)がある
- 目先の仕事だとどうしても緊急性が問われる場合があるので、そういう内容は頼みづらい
- ちょっと先を見据えた場合に、自分の中では重要になりそうな領域とか技術要素があるのでそういう検証をしっかりやってもらうほうが結果的に双方プラスになる
実際頼んだこととしては
- フロントエンドに詳しくない人が脱jQueryに向けてどういうアプローチを踏むとよいかというのか、ある種実験台となってもらってました。
- ある程度の規模になったRailsベースのアプリケーションを分割する
- 個人的に作ろうとして途中まで結構頑張って開発していたRailsアプリを使う
ということをやってもらっていました。
技術検証の作業を依頼することを通じて自分も知見が貯まる
- Slackの分報使ってカジュアルにコミュニケーション
- 結構細かくフィードバック・コードレビュー
- 作業意図がうまく伝ってないと感じられた場合にはこんな感じで絵も使って依頼内容を補足
という感じのことを日頃行ってるのですが、こういうフィードバックをする過程を通じて自分の中でも知らないこととか、理解が甘いところが明確になり、擬似的な技術検証をしてるのと等しい感じがしてます。
定期的にPRのレビュー(時には細かくサンプルコード書いてあげたりして)しながらやったおかげでJavaScript初心者がriot.jsを使い始めるまでという記事を書いてもらえる程度には理解してもらうようになったかと思ってて、この経験を踏まえて、JavaScript苦手意識ある人のハマり所をリアルタイムに見てきたのでどういうアプローチをすればいいのかという部分もそれなりには知見がたまった気がします
協力して貰う人と私自身とそれぞれにとってwin-winとなるような形
技術検証用のために作った自分のGitHubのプライベートリポジトリでこんなことを↓書いてるのですが、双方にとって今のところwin-win な形でうまく作業ができておりある程度の手応えを得ています。
最後に
気づいたら2年位同じようなことを考えていて、なかなか行動に移せなかったのですが、ようやくはじめの一歩を踏み出せたので、これをゆるく長く継続できるようにしていきたいと思ってます!
※関連して色々考えてることがあるのでそれはまた違いうちに書こうと思います