丁寧な対応
まえにこのエントリーで書いたんだけど、アサーティブという概念があって
自分の気持ちや考えを相手に伝えるが、相手のことも配慮するやり方、自分も相手も大切にしたやり方です
ということなんだけど、先日、かなり年配の方のカウンセリングの対応をする機会があって、年齢的な面とその方の今までのキャリアの中で、自分の会社として評価できる職歴となると、パソコンやあるシステムの利用方法についてのインストラクションをする業務の部分なので、仕事の案内をするのは現実的にはかなり難しい方だった。
かといって全くその点に触れないわけにもいかないから、相手のことを配慮しつつ、無事にカウンセリングを終了させ、なんとか1つ仕事をご案内することができました。ただし、案内しただけなので、これから実際にその案内先の企業担当に会う予定なので、実際には仕事が決まったわけじゃないんだけどね・・
毎回、カウンセリングで対応した方には、こちらから、来社してもらったことのお礼のメールを出しているんだけど、ご本人から以下のようなメールをいただいた。
誠に丁寧な応対を頂きまして、有り難うございました。私も常日頃から、丁寧な言葉遣い・仕草などには、かなり気を付けていたつもりですが、本日は、改めて「丁寧のレベル」の違いに接し、気持ちを引き締めたところです。
この仕事を始めてからは、言葉遣いであったり、話すスピードというものは意識していたんだけど、先月に、人は「動き」だ!っていう本を読んでから、人間は、自分が思っているよりも対して色々な動作ができるわけではなく、コミュニケーションの際に、この動作が他人に与える影響もかなりあるそうで、この動作次第で、例えば
- 言ったはずのことを聞いていないといわれる
- 努力したことが評価されない
- よかれと思ったことが悪く誤解される
というように、身体の動きがその場の状況にフィットしないがためにこういうことを相手に印象付けてしまうらしいから、カラダの動きみたいなものについても、多少だけど意識して対応していた方から、”丁寧な対応”という印象を与えることができたのかなぁって思うと、ちょっとだけ自信になった。