6月に入って、ライフサイクルイノベーションという本を買って読み始めたんだけど、ちょっと難しくって、なかなかスピードがあがんないので、気分転換に感動! ブラジルサッカーっていうのを借りて、昨日読み終えた。
内容的にはYeah!とかの雑誌の取材とかで読んだことがあるような内容だったけど、改めてブラジルサッカーの裏側みたいなものを知れた感じがする。
ブラジル代表(セレソン)の中には、貧困層出身者が多いっていうのは、アドリアーノの例とかで知っていたけど、彼ら共通しているのは、みんな自分たちの過去のつらさみたいなものがベースにあって、その上で自分の出身地域の人たちなどの貧しい人たちのためになんとかしたいというボランティア精神のようなものがすごいなぁって思った。
ちなみに、本文中でも触れられていたけど、ジーコも代表監督として日本で仕事をしているけど、たまにブラジルに戻って何をやっているのかってちょっと批判めいたことが書かれているらしいけど、チャリティー活動のようなことを当然のごとくやっていているみたい。
サッカーが商業化されつつあり、実際、富、名声を得た選手達であってもセレソンに選ばれるということをとても光栄に思っているみたいで、アマチュアリズムという言葉がふさわしいかわかんないけど、そういうようなものを感じた気がする。
ちょうど、時期的にはワールドカップで盛り上がっていて、優勝候補にあげられているブラジルだけど、この本を読むと、それぞれの選手のパーソナリティーみたいなものが知れて、また違った視点でブラジルサッカーを楽しめると思います