昨日の日経の記事に、人材サービス会社が、求職者の確保に躍起になっているという記事が出ており、そこで
とあって、その後に続けて
景気回復に伴う採用拡大、少子化、団塊世代の大量退職などにより、大手製造業を中心に人手不足が深刻になっている。人材サービス会社にとっては、様々なサービスの選択肢を増やし、人材と企業のマッチングの機会を確保しておかないと、収益を伸ばせない。
という一文がありました。
深刻な人材不足が続いた場合、知名度が高く資金力のある上位企業に需要が集中するなど
この点に関しては、自分としては、やや疑問に思う所があって、たしかに知名度が高く資金力のある企業であれば、その知名度を生かして、ある程度、求職者の登録数というものは稼げると思います。(これは、転職などの紹介事業にしろ、派遣事業にしろ同じかと思います。)
ただこれからの時代で勝負になりそうなポイントとしては、単に登録数が多ければ良いというものでもなく、あくまで人材サービスの受け手となる求職者に対して従来的な求人情報だけでなく、プラスアルファとして、自分のキャリアの棚卸の手伝いをしてくれるところではないかなぁって最近、思っています。
「いままで1社しか経験していなくて、転職になれていないこともあって、いざ、職務経歴書書こうと思っても、中々うまく書けなくって、数日間は試行錯誤しました」
っていうことをお話ししていたのですが、(私もそうですが)ほとんどの方はおそらく、自分の職歴に関してエレベータートーク的にうまくまとめて話せる方っていうのはあまりいないと思いますので、例えば1時間前後のキャリアカウンセリングをうけることで、今までの職歴がきれいにまとめられるというような魔法のようなテクニックをもっているカウンセラーを抱えている人材サービスが今後、収益を伸ばすと思っています。
はっきりいって、こんな人が世の中にいるかどうかわかんないけど、自分の理想としてはこういうのが出来るキャリアカウンセラーかなぁ。。。