クチコミの技術のマーケティングってうまいなぁと感じました。
どういうことかっていうと、これから発売予定のクチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティングの一部をPDF化していて、オンラインで実際に閲覧できます。
で、こういう取り組みは、もしかしたら探せばありそうな気がするけど、閲覧できる箇所がネタ的に秀逸で、消費者はすでにweb2.0 にいるという事例として、涼宮ハルヒの憂鬱について取り上げていました。
涼宮ハルヒの憂鬱は、実際みたことないけど、一時期amazonでDVDの売上がすごいことになっていたり、はてブでも関連するエントリは多数ブックマークされていた記憶があったので、ずっと気になっていたのですが、このPDF読んで、やっとその辺りの謎が解けました。
うーん、涼宮ハルヒの憂鬱の制作した人たちの、複線の張り方というか手が込んでいるやり方ってすごいなぁー
えっと何が言いたいのか見失いそうになったけど、涼宮ハルヒの憂鬱のことについて言いたかったわけではなく、この本のマーケティング方法で、こういう感じでブログにとりあげられることで、一定数の人に伝わることだし、しかもPDF部分だけ読むとわかるのですが、この続きを読みたいと感じさせる内容でもあるので、そのあたりの戦略が素敵だなぁ
最後になりましたが、個人的に一番印象に残った部分引用しておきます。
消費者は、web2.0的なものに対応し始めています。しかも、その流れは止まりそうにありません。ぼやぼやしていると、企業の側がおいていかれてしまいます。
〜中略〜
企業はこれから、好むと好まざるとにかかわらず、web2.0的な世界に対応していく必要があります。ネットを積極的に活用することをためらう企業は多いようですが、このまま従来のマーケティング手法を踏襲するだけでは古臭く感じられてしまうかもしれません。