学校では習わない読書の方法
CDの”ジャケ買い”じゃないけど、本屋さんで”タイトル買い”したフォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術を読み終えて感じたのは、読書の方法をきちんと身につけることで、今まで以上により深く本とつき合えるんじゃないかと素朴に感じた。
この類いのタイトルから速読のことをイメージしてしまい、正直胡散臭さを感じる人もいると思いますが、(実際自分もそうでした)そういうアプローチの仕方について書かれたものではなく、
今、その本を何のために読むのか?
その本から何かの知識を得たいのか?
本を読む解くことに価値があるのか?
という3点を事前に明確にすることや、本を読む際のTPO、つまり
Time:時間設定
Pupose:目的意識
Occasion:状況確認
をきちんと認識した上で、読むべき箇所と、思い切って割愛するべき所とメリハリを効かせて読み進めるという、自分自身の本の読み方に関する考えを「シフト」することで、10倍の効果を出すことにつなげるということを本書では書かれています。
これ以外にも、目の使い方についてのトレーニングも必要で、実際にこのトレーニングは結構大変ですが、この肉体的といっていいかわかんないけど、「体」と上記で書いた読書の時の「心」がまえとがきちんとかみ合うことで、結果的にこの本のタイトルにある「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出すにつながるようです。
最近は、読む前に目次に目を通して、著者プロフィールを読んでその人の経歴をおおまかに理解してから、読むようにしていたけど、
そもそも何故その本を読むのか?
その本から何を得ようとしているか?
というのは考えたことがなかったから、これから読む本については、この点クリアーにしてから、実際に読書に取りかかります。
おすすめ度の平均:
本物の速読法の本、登場
私はこの速読法で4倍になりました
速読法の中では最も“現実的”な本
非常にまっとう、かつ実践的な読書術
フォーカスリーディング
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