なぜポジションレスな働き方が求められてるのかをテーマにしたキャリアトークイベントをやりました
なぜポジションレスな働き方が求められてるのか?というテーマで昨日キャリアトークイベントを1年半振りにやりました。
しばらくやらなかった理由として
収支的に赤字にならないようなイベントでない限り、当面活動ストップしようかなと思ってます。
ということを1年以上前に書いて、実際今回もイベント単体の収益だけを見ると、まぁちょっと赤字^^; になってしまってるのですが、
- 受託ではない自分の仕事を作るための営業機会
- 年間での収支考えるとここでの持ち出しは実はそんなに大きな影響がない
を考えると、トータルで見て損なことではないかなということがわかってきたので今回実施しました。
簡単に昨日のイベントを振り返る
昨日のイベントの内容はもう@azumi0812さんに描いてもらったこの↓グラフィックレコーディングを見てもらうと、おおよその内容が伝わるかなと思うので、ひとまず貼っておきます。
グラフィックレコーディングしてくれた@azumi0812さん自身も、今回のテーマにとても興味持ってくれていたみたいで、その場での対話を可視化してくれながら、適宜対話に参加してくれたので、可視化されたものを見つつまた違った対話が産まれ、それがまた可視化されて・・・というのは、とっても新鮮な場だったので、今回企画して良かったなぁと思ってます。
イベント開始前から本編までの雰囲気
参加される人が仕事帰りで予定通りに来れるかどうかわからない+その場の雰囲気を温めるということを狙って、いつも通り、最初に会場に来た人を順番に交えながら交流会→本編のトークイベント→任意でまた懇親会という流れで行いました。
最初の交流タイム
本編のトークイベント
振り返りで何も書かないと手抜きっぽいので「評価」というテーマでちょっとだけ深掘り
従来の役割に固執しない働き方をしてる人をどう評価するのかが気になっていたテーマだったのでそこについてちょっと触れておこうと思います。
あるレベルになってくると、客観的な評価は無理。
すべての状況に当てはまらないと思うのですが、少なくとも新しい領域にチャレンジしてる事業・会社の中で仕事をしてると、数値化して、みんなにとって納得の行くような客観的な評価を作るのが難しいのかなというのが、登壇した2人+参加していた人との対話で気付かされました。
互いの信頼関係が構築できてるのが重要
客観的な評価は無理だから、「えいや」で評価を決めざるを得ないという状況だと、互いの信頼関係が構築できてるのがとても大事というような話が出ました。
この話を聞いた時にふと、Googleについてのこの記事のことが頭をよぎりました
社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができること、そして、それを受け入れるための「心理的安全性」、つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高めることにつながる。
評価をする上で、他者への心遣いや共感、理解力を醸成できていれば、その空気が相手に伝わり、そういう人が所属するチームに入れば、「えいや」で決まる評価であっても互いに納得感がある形になるのかなと気付かされた感じがします。
イベント告知文で触れたNBAのウォリアーズの凄さ
今回のイベントの告知文で、アメリカのプロバスケットボールリーグのNBAに所属してるウォリアーズというチームの話をこんな感じ↓で書いてました。
ウォリアーズは昨季優勝してある種の目標を達成してしまってモチベーションを保ちづらそうな上に
- ヘッドコーチが腰の手術を受けた影響で、開幕から不在
- ヘッドコーチ不在の間、NBAコーチになってわずか2年目のアシスタントコーチが引き継いでいる
という状況みたいなのですが、現在どうなってるのかというと、【NBA】まだ6敗のウォリアーズ。ブルズ超えの史上最高勝率なるかという凄い状況になってるみたいで、しかも
そして、みんな役割を受け入れてる。NBAはビジネスです。評価はあくまで個人。それなのにそこを度外視してチームとしてまとまってます。
というのを考えると、ウォリアーズというチームが醸し出してる空気ってどんなものなのか、個人的にとても興味が湧いてきて、NBAとは言わないので、バスケットボールのヘッドコーチやサッカーの監督とかが普段どんなことを考えてるのかをうかがい知る機会とかを作れたらいいなぁと思っているので、遠い先のことかもしれないけど、いつか実現したいなぁとちょっと妄想してます^^;
これまでと違ったステージに進めそうな感触をつかめた
2年半ほどまえに第一回目をやったのですが、その時からずっとどうせやるなら、みんなにとってWin-Win-Winになるようにするということを心がけてて、これまでもその場にいた人達の表情だったり交流具合などを見てて
- 登壇してもらった人
- 参加した人
が満足いただけてるのかなと思っていました。
今回はグラフィックレコーディングをその場にいた人達が体験できて、トークイベントとしてもこれまでと違ったスタイルの体験が生み出せたのかなと思ってます。
また、グラフィックレコーディングをしれくれたご本人も、対話終わったあともだれかの対話を新たに生み出せてるということを実感されていたようで、ご本人の言葉を借りると
グラフィックレコーダー冥利につきる
ということを書かれていて、みんなにとってのWin-Win-Winというものが、これまでよりも、ちょっとアップした形のトークイベントに出来つつある手応えを得た夜だったかなと思います
最後になりましたが、毎回会場利用させてもらってるCo-Edo&登壇いただいた小林さん&高柳さん&グラフィックレコーディングしてくださった@azumi0812さんありがとうございました〜