こちらの記事から一部抜粋。
今、若手社員からは、人事や経営に関して、「職務定義書を明記してくれ」、「評価基準を明確に示してくれ」といった要望が数多く寄せられています。「きちんと定義付けをして、それを明文化してくれないと、納得ができない」というのです。
という意見があると思うのですが、成果主義を導入しているのであれば、職務定義書(Job Descriptionってやつ)であったり、評価基準がそもそも明確、かつ、ある程度オープンになって初めて、きちんとした評価になるはずなのに、元々年功序列的考えが抜けきれない状態で成果主義を部分的に取り入れようとしてしまった結果、内側から見た富士通「成果主義」の崩壊じゃないけど、悲劇が起きるのかなぁって思います。
つまり、今まで、年功序列的な考え方がベースである人達が、なんとなく成果主義的考えを取りいれようとしている中途半端な状態の仕組みになってしまっている結果、まだ、純粋無垢なこれから会社に入ってくる新卒の方からすると、
「あれ?たしか成果主義導入しているっていうけど、評価基準とかって曖昧なんじゃない・・」
ってなことが実際に起きているんじゃないかなぁと思います。
別に成果主義がいいとか、年功序列考えがいいとか、言うつもりは全くないですが、少なくとも相手の考えの仮設となっているものが何かを、双方(これから社会に出る方と実際に社会に出て何年も働いてきた方)理解しあおうという姿勢がないと、なんだかいつまでたってもみんなHappyになれないじゃないかと、個人的にはちょっと危機感を感じています
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