読み終えた後に、iPhoneで気になったところをメモして、メール経由でEvernoteに送信しようとした時にうっかりとタップの操作ミスで、別のメモの内容で、上書きコピーして、気になった箇所の文章を全て吹っ飛ばした(涙)
その後に気を取り直しつつ、自分にとってはかなり面白い本だったので、忘れないうちにまとめを。
本書は、外資系の投資銀行で名を馳せた藤巻さんがそれまでのトレーダーとしての経験から、金融マーケットの仕組みについて親しみやすい文面で説明してくれています。
読み終えた感想としては、日経新聞の真ん中ら辺の「マーケット総合1」「マーケット総合2」に記載されている各種指標は、今までだったら文字だけみて特に何も気にしなかった状態が、(理解度30%程度とはいえ)なんとなく親しみを持てるようになったのが収穫かなと思います。
なんていうか、今までの自分は個別の商品自体についてはそれなりに理解しようとしていたけど、金融マーケットってプロも含めて、どういうプレーヤーがいて、その市場自体ではどういう取引がされて、その各プレーヤーがどういう思惑をもって利益を追求しようとしているのかという、もう少し大局的な視点をもってないといけないんだなぁというのを読み終えて気付かされた感じがしました。
この1冊で全てが理解出来るような内容ではないと思いますが、「実践金融マーケット集中講義」というタイトルにあるように集中的にマーケットの枠組みを抑える(もしくは抑えたい)という観点では良い本かなぁと思います。
理想を言えば、この本を基点にそれぞれの分野でもう1つ掘り下げて理解するのにオススメの本が巻末に記載されていると良いのですが、そのあたりは自分で探して勉強しろっていうことなんでしょうね(笑)
光文社
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面白い内容でした
分かりやすかった
わかりやすいが歯ごたえあり
難しいけど何度も読みたい