40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

編集とはどのような仕事なのか?

ブログ書いていて、どういうテーマについて書いていくのか、最近迷いが出るようになってきました。
色々書きたいことはあるんだけど、mixi含めてどこに何を書いておくと一貫性があるのか考えすぎてしまっているんだろうけど、このモヤモヤした感じをどっか払拭したいなぁと思い、

「雑誌や書籍の編集長のような考え方が何かヒントになるんじゃなかなぁ」

とふと思いつき、図書館に行って編集とはどのような仕事なのか―企画発想から人間交際までという本を手にとって目次眺めていたら自分が知りたい感じの内容だったので読み進めました。

この本を読んで印象に残った個所は


ブログを書いていくのにあたって、しっかりとした「軸」をあらためて作りたいという意識を持って読んでいたので



  • 企画をたてる時の尺度、観点


  • ある意味ムダも必要


という2つが印象に残りました。

まず前者に関連する記述をちょっとだけ引用します

企画はさまざまな尺度、観点から考えられる(66ページ)

これをうけて、具体的にどういう尺度・観点があるか書かれており、ブログを書く上で適用できそうなものとして



  • 時代を読む企画


  • 潜在的欲望に訴える企画(お金、出世、色気・・)


  • ベイシックなもの(英会話、病気、老い・・)


  • 新しいもの


  • 翻訳もの


  • How To もの(整理法、文書の書き方。上記の2番目、3番目と通じる?)

あたりがあるかなと思います。

上記の尺度・観点を眺めてみると、自分が定期的に読んでいるブログは、上記のカテゴリの1つ以上あてはまっているし、そういうブログを書いている人は上記のような視点を意識の有無に関わらず持っているのでしょうね。
一方、自分の場合にはどうもこの部分でブレがあるため、色々手を出しすぎていてテーマ性に欠けるなぁーと気付かされた感じがします。

もう1つ印象に残ったある意味ムダも必要というものについてですが、編集者というのは、どこかムダとか遊びがないと人間的魅力が薄れてしまうそうです。

実際問題、編集者というのは原稿の催促をしたり、次の企画を考えたり、出来上がってきた原稿のチェックしたり細々と色々なタスクがあるからか、どうしても効率を重視してムダなことは一切省きたくなるそうです。
そうなると仕事以外のつきあいや、仕事に関係の無いことには興味関心をもたない結果、編集者として人間的魅力が薄れてきているということが書かれいました。

ブログに当てはめると、毎回、毎回ある種のテーマに従ったエントリだけだと、読み手からすると、ブログの書きてのパーソナリティが見えづらくどこか親近感に欠けてしまい、常連さんとなる読み手を惹きつけることが出来ないのかもしれませんね。

普段の自分の生活でもどうしても効率重視な傾向があり、ムダを嫌いすぎる傾向にあるので、もう少し怠惰な感じになってもいいのかなぁー

読み終えて、今後どういうテーマでブログを書いていこうか明確な方針が決まったわけではないのですが、拠り所のようなものが出来たような気がします。

編集とはどのような仕事なのか―企画発想から人間交際まで
鷲尾 賢也
トランスビュー
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4 どんな仕事も実情はたいへんなのだ