Matcherというサービスがあるのですが
Matcher(マッチャー)は、社会人の「就活相談にのるので、○○してくれませんか?」というお願いを叶えることで、大学の先輩以外の人にも気軽にOB/OG訪問ができるソーシャルマッチングサービスです。
という感じで、自分と接点が無い人と出会える意味では 昔良く使っていたCoffeeMeetingに通じる所がありそうで、少し前に登録をしてました。
おかげさまでエンジニア希望の2名の学生さんとお会いして就活相談をしました。
Matcherのコメント欄で、こういう補足の情報が登録できたら嬉しかったけどそういう機能がないことに文章を書いてから気づいて折角まとめた情報なので今後申し込みがまたあった場合に、おそらく似たようなことを今後も聞かれる気がしたので、自分の考えをちょっとまとめておこうと思います。
エンジニアとして大事なこと
エンジニアとしての技術スキルを、これから社会人になろうとする人に対して過度に期待は出来ないと思うので私個人的には、以下3つが大事かと思ってます。
- 相手の話をしっかりと「聴く」
- 自分自身を「内省するチカラ」がありそうか
- 抽象化するチカラを持っているか
1つ目ですが、「聞く」ではなく「聴く」の方です。前者は、受け身というか、聞き流す感覚になると思うので、そういう形ではなく、相手がどういう意図を持って話をしてるのかという姿勢で聴くという意味です。(聴くを真剣にやると精神的にはとても大変だったりするので、インタビューがしっかり出来る人は個人的にとても尊敬してます)
2つ目の内省するは小難しいですが、色々な角度からその人のエピソードを聞いて、挫折した経験とかあると、そういう経験から教訓として何を得てるのかという感じで自分自身で振り返るような意識づけをちょっとでも持っていたらエンジニアとしての素養はあるかなと思ってます。 エンジニアの世界観では、「KPT」というのが1つキーワードになるので「KPT エンジニア」とかで、ググッてみてください
3つ目ですが以前まとめた記事で抽象化についてちょっと触れていてそれがヒントになるかなと思ってます。
勉強方法
エンジニアとしてやっていくには常に勉強するのが必要になるのですが、理想的な状態としては
インプット ↓ アウトプット ↓ フィードバック ↓ インプット (以下繰り返し)
というのが常にあるのが望ましいいかなと思ってます。
この形を目指しつ、勉強方法というインプットの手段としては書籍で学ぶ、ネット上の情報を頼りに学ぶ、オンライン・リアルのスクールで学ぶ、etc・・・と色々あると思います。
大事なことしては、読んだだけとか、聞いただけにせず、自分で手を動かす(エンジニア的にはコードを写経するという言い方をしてます)が大事かと思ってます。
インプット以外の所も補足しておきます
アウトプットの手段
アウトプットするためには、理解が曖昧だと、文章書いたり発表したりというのはとても難しいので、理解度を試す意味でとても良いかと思ってます
手段としてはブログを書く、勉強会で自分のノウハウを発表する(LTをするという)、etc・・・というのがあるかと思いますが、アウトプットはある程度の場数を踏むのが大事かと思うので、その人にとって気軽にアウトプット出来る手段を見つけて、継続的に実施していくのが良いのかなと思ってます
フィードバックについて
自分がアウトプットしたことに対して、コメントを貰ったり、アドバイスをもらったりすることで自分と違う視点を得られることで、これまでと違う分野について学んだほうが良いと感じられることが出てきます。
こういうフィードバックというのはとても大事で、特に最近のエンジニア界隈では、コードレビューという他人が書いたプログラムのソースコードを読んで、それについて疑問点とか改善点をフィードバックして、それをベースに必要に応じてソースコードを書き換える習慣を仕事の仕組みとして上手に取り入れてる会社・チームはレベルの高い人が集まってる印象を個人的に思ってます。
これから社会人になるような人にとって完全には理解できないかもしれませんが、Wantedlyに勤めてるエンジニアの方がQiitaでとても良いことを書いてるので紹介しておきます
その他おまけ
Matherで就活相談の対応をする時に、プランというのを作るのですが、差し障りの無さそうな美味しい珈琲を教えてと書いたら、ある人はわざわざ豆を買ってきてくれた。しかも私が豆を挽く器具を持ってないかもしれないと思って、挽いた状態の方をチョイスするという細かい気遣いをしれくれていて、そういうのが自然にできるのは凄いなぁー
実は最初このエントリ書いてる時にMatcher通じてエンジニア希望の人の就活相談をしたので今後聞かれそうなことをまとめましたというタイトルにしていたのですが、記事タイトルは32文字以内に収めるのがSEO的には良いらしいということを最近しって、今自分が作ってるプロダクトの↓機能を実装してるのでそっち使って試行錯誤してこのタイトルに落ち着きました