40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

1on1コーチング体験をしてきました。

思考と現場の間でid:tsuyokさんのファンで、いつか機会があれば、中の人にお会いしたいなぁーと思っていました。

少し前に「1on1コーチング体験」参加者募集という記事を書かれていたので、申込んで先月にお会いしたので、どんなことをしてきたのか振り返りつつまとめようと思います。

何故1on1コーチング体験を申込んだのか?

私自身は、1on1 を受ける立場なのですが「そもそも 1on1 って何なのか?」ということについて凄くモヤモヤしたものを感じていました。

専門的に対応されてる方がどのように考えてるのかヒントをもらえればと思い申し込んで見ました。

当日の流れ

  • アイスブレイク的に雑談
  • 雑談後に、今回申し込んだきっかけなどから入り、徐々に革新の話題について、問いかけをもらう
    • 自分が話す→問いかけしてもらう→そこについて考えつつ話す・・・繰り返し
  • クロージング

という感じで約1時間ほどでしたがかなり濃密な時間を過ごせました。

余談ですが前職のキャリアカウンセラー時代にこういう1対1の対応を毎日のようにしていたのですが、自分の経験上1時間が限界&体内時計でなんとなく時間がわかるので今回久しぶりにすごく集中したなぁと終わってから気づきました。

話を戻すと徐々に革新の話題について問いかけをもらう中で実は凄くモヤモヤするきっかけがあったことに気付かされたのでその辺りからちょっとづつ振り返ろうと思います

実は凄くモヤモヤするきっかけがあった

  • Aさん:つい最近(2,3ヶ月前に)経験した1on1
    • 責任者が外国の方(フランス系)で英語は話せるけど日本語は全く出来ない
  • Bさん:凄く昔(10年以上前の派遣先の外資系の企業)に経験した1on1
    • 当時のマネージャーがオーストラリア出身の方で日本語は全くできない。(ネイティブの方が半分冗談で、その人の英語がたまにわからないとイジっていた)

自分自身は、技術的な話だけに限定すれば、ある程度口頭で説明できる程度の英語スキルであるのに対して、対応してもらった人の属性が

  • ともに外国籍の人で文化/習慣など自分とは全く異なる
  • 日本語が話せない

という感じで基本的には同じような状況だったにもかかわらず、前者の人との1on1は、淡々と話が進み特に何も印象に残ることがありませんでした。

一方で、後者の方は、未だに彼の1on1はとても良かったという印象が強く残ってます。

後者については凄く昔のことなので、美化されてるというのは一定の割合であるとは思います。

ただそういうのを考慮しても1on1を受ける側にとって印象に残るケース/そうでないケースの要因としてどのようなものがあるのかなと話しながら気付かされました。

1on1した時の違い

ここから、更にいくつか問いかけしてもらったのですが振り返ってみると

  • Aさん
    • 淡々と話しが進んでいった
    • 何となく面接(悪い言い方だと尋問っぽい)形で話が進む
  • Bさん
    • こちらの拙い英語でもしっかり聞こうとする姿勢が強く感じられる
    • 困ってることがあれば、遠慮なく言ってくれれば助けてくれるというスタンスを常に出してくれていた
      • 関係する人が多そうで、かつ、実際に会ったことがない人も含まれそうな社内的に込み入った面倒な出来事があったけどBさんに相談したら、その場で関係する人に電話して一発で解決してくれた

という感じで、対応する時の姿勢とか心構えが根本的に違うことに気付かされました。

別の会社で日本人の方に1on1してもらった時のことも振り返ってみた

別の会社でも日本人の方に1on1 をしてもらった経験が何度かあるのですが、あらかじめ決めておいた質問事項に沿って対応してくという雰囲気だったことも有り、その時も 1on1が終わってから特に何も自分で感じることはありませんでした。

1on1コーチング体験を通じて得られた「 1on1 って何なのか?」という自分なりの気付き

  • 対応してもらう人が話す内容自体は大きく変わらない
    • 前述のBさんの場合も正直どんなことを当時話していたのかは全く覚えてない
  • ただ1on1をしてる時の姿勢とか心構え含めた 空気感 みたいなものが大きく異なる
    • これが決定的に異なっていそう。
  • 1on1終わって、印象に残ってるのは、自分なりの気付きだったり次に向かって頑張ろうというというモチベートされた状態で終わっていた気がする

というようなものが気がします。

この気付きを自分なりにどう活かすか?

フリーランスという自分の立場上、1on1を受けることはあっても、自分で1on1をする機会は基本的には作れません。

ただ、最近は、就活相談の対応ができるMatcherというサービスでキャリアカウンセリングのようなことを不定期に行ってるのでそういう対応をする時に今回の学びとか気づきを活用していこうと改めて思いました。