40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

利付債の税制について

利付債のインカムゲインキャピタルゲインは税務上区別されている。

インカムゲイン
途中で売却した場合には経過利息として非課税だが、償還まで持った場合には20%の源泉分離課税。キャピタルロスはないものとされている。

キャピタルゲイン
途中で売却した場合には非課税だが、償還まで持った場合には、一番救いのない雑所得として総合課税されてしまう。キャピタルロスはないものとされている。

また個人投資家の場合には、償還価格を大きく超えている債権(オーバーパーというらしい)は、クーポンの利回りは高いものの、キャピタルゲインは現在価格が償還価格を超えているために、マイナスとなる上に、インカムゲインに課税されるため利回りがよくないため、オーバーパーの債権は買わないほうがよい。詳しくは下記の表を参照

クーポン10%(年1回)償還まで3年の債権税率

おまけ:Excel のアドインのYIELD関数を使うと、税引き後の利回り計算ができる。

使い方:YIELD(受渡日,満期日,利率,現在価値,償還価額,頻度)

用語の説明
受渡日(債権を受け取る日)
満期日(債権が償還する日)
利率(クーポン)
現在価値(投資家が購入する価格)
償還価額(通常は100円)
頻度(年間の利払い回数)