40歳からのキャリアチェンジ

20代はエンジニア・PM、30代はWeb系エンジニア向けのキャリアアドバイザー。40代の今はフリーランスで開発含めて色々やってます。技術ネタとしてはRuby/RailsとJavaScript関連あたり

ECxメディアの領域固有の技術要素を考えてみた

今年も残り2ヶ月なので、今年のはじめからどんなことをしてきたのか何となく振り返りをしてたのですが、気づいたら今年の初めから、ECとかファッション色の強いメディアっぽい領域のサービスに関わるような仕事をずっとやってます。

今年のはじめに、ファッションxEC みたいな領域に特化したメディア色の強いアプリのバックエンド側の開発をして、その後にファッション要素の強いスマフォアプリのバックエンド側(主に管理機能)の開発のお手伝い。

そして現在は、以下2つをやってます

  • ファッションxメディアのスマフォとWebアプリみたいな所で、バックエンド全般+管理画面のフロント全部という感じで開発
  • ECxメディアで割りと有名(少なくともうちの家族の中では)な会社さんで開発

Webアプリの開発をする上で共通の技術要素というのはあるかと思うのですが、ECとかメディア系で固有の技術要素みたいなものが大きく3つあるのかなと実感してるので、少しまとめてみようと思います。

想定するWebメディアのイメージ

スタートアップな人達で何らかのメディア系のサービスをやろうとしてる場合とかを割りとイメージして書いてます。運用を長年してるような大手のサービスとかはそもそも内情知らないので、あまりそういうのはイメージしてないので、そういう前提で読んでもらえればと思ってます。

3つの技術要素

自分の中では

  • 画像処理
  • 日本語の解析
  • InstagramAPI

という3つが欠かせない技術要素かなと思ってます。特にここ2,3ヶ月は割とこの辺りの領域の技術検証含めて作業してる感じがしてるのでそれぞれもう少し掘り下げて書いてみます

画像処理

これはファッションxECみたいな所では絶対に欠かせない気がしてます。

箇条書きにするとこんな感じでしょうか。

  • 画像の収集のためのクローラーの開発
    • 最近気づいたのですが、ファッション系のECサイト向けのASPサービスがある。
    • それを使ってる場合だとスクレイピングする時に同じパターンで対応できて作業がだいぶ捗った
  • 収集した画像データーをサービスで扱いやすくするためのデーター構造の検討
    • 収集した画像に対するメタデーター(色とか在庫)をどう定義すると後で扱いやすくなるのかみたいな話
  • ストレージサービスの検討
    • AmazonS3が基本何だろうけど画像の転送に係る料金x予算考えると色々検討の余地がありそう
  • 画像解析
    • ImageMagickOpenCVとかを利用して画像内で利用されてる色数とか類似色の判定処理みたいな所。
    • どういうアプローチをとればいいのかここはまだ試行錯誤してる段階

日本語の解析

ファッション系の場合

  • 季節固有の単語
  • 最近のトレンドになってる単語

みたいな単語に対して、何らかの処理を行いたいケースというのが出てきます。

例えばですが毎年秋から冬にかけてスエードはおしゃれ女子の必須アイテムですが、今年も多くの海外セレブがスエードアイテムをコーデに取り入れていますみたいな文書があった場合に、

  • 管理画面上で上記文章を入力する
  • 上記の文章とは別に最近のトレンドになってる単語を別途登録(例:スエード)
  • 最終的に表示する文章では最近のトレンドになってる箇所に対して何らかの処理(例:その単語に関連する商品ページへのリンクを貼るなど)

というのが必要になってきます。

kuromoji.js使って構文解析したを見てたらkuromoji.jsも面白そうなのでちょっといじってみたいなぁと思いつつも、1,2年ほど前に趣味と実益兼ねて作ったアプリと連携するBotで使ったことがあるTinySegmenterを今回も採用してうまいこと処理が行えました。

どうでもいいけど最近の仕事を通じてガウチョパンツとかミモレ丈みたいな単語を見ても、「あ、あれねー」って理解できるし、「今なぜMA-1が??」という疑問を持ちつつもトレンドとなる単語が何かはだいたいイメージが付くようになりました。

InstagramAPI

記事中にこんな形で写真を引用するケースというのが割りとあるみたいで、こういうのをInstagramAPI通じてどうやって処理するのか最近色々調べてます。

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FacebookとかTwitterとかGoogleみたいなサービスのAPIの活用事例は割りと情報見かけるのですが、それらと比較するとInstagramAPIの活用事例ってそれほどないような印象をうけてます。

Instagramのusernameとuser_idの違いがわからずAPIドキュメントを見てて、投稿された写真データーを取得するのにだいぶハマりました・・

特定のユーザーが投稿した写真を取得する時にはuser_idの情報が必要になるが、このIDを知るために、まずは/v1/users/search?q=usernameを利用してuser_idを調べる必要があるので

https://api.instagram.com/v1/users/search?q=muji_global&access_token=取得したアクセストークン

というのをした上で

{
  "meta": {
    "code": 200
  },
  "data": {
    "username": "muji_global",
    "bio": "Share your MUJI Life with #muji \nMUJI official Instagram. 無印良品公式Instagramです。",
    "website": "http://muji.lu/1IuQyfp",
    "profile_picture": "https://igcdn-photos-b-a.akamaihd.net/hphotos-ak-xaf1/t51.2885-19/11379928_1598841523719305_1744704265_a.jpg",
    "full_name": "MUJI無印良品",
    "counts": {
      "media": 59,
      "followed_by": 56251,
      "follows": 9
    },
    "id": "1771059415"
  }
}

という処理で、username: muji_globalは user_idは1771059415であるのを確認した上で

https://api.instagram.com/v1/users/1771059415/media/recent?access_token=取得したアクセストークン

としないといけないんですよね・・・

それ以外にも、後々また自分で探しそうな情報はQiitaにまとめていたりします

娘の誕生日プレゼント

ブログに書いたつもりになっていたのですが、

昨年娘の誕生日プレゼントに、家具を作ってあげたので今年も、家具を作ってあげました

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棚の横の部分は、もっと白っぽくなるようなのをイメージしてたのですが、ペンキの配合をちょっとミスってしまい、だいぶピンクっぽくなったけど、女の子が使うものだったらこの程度の色味の方が結果的に良かったのかなぁと。

材料費

近所の工務店さんの余った木材をベースに、杉板150mm幅のものだけ買い足して作ったので材料費は1500円ほど。

作業工数的な話

作業途中の写真を撮ればよかったと今更後悔してるのですが、側面につかってる杉板が全体的にささくれ立った状態だったので、ひたすら紙やすりをかけて表面を綺麗にしあげました。

シルバーウィーク期間の1,2日ほどはその作業をひたすらやっていて、普段使わない筋肉を酷使したせいか、だいぶ身体にガタが来ました^^;

ちなみに昨年はこんな感じ

昨年作った洋服をかける棚をイメージして作りました

途中の写真

横の板が大分大きく圧迫感あったので斜めにカット

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出来上がり

最終的にこんな感じに仕上げました

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こっちも近所の工務店さんで余った木材をベースにして作ってて、材料費はほぼ0円。

でも昨年も今年も作業工数がそれなりにかかってるので、自分の人件費を考えると、たぶん似たものを買ったほうが割に合うのかも

今後

普段作業する机の足元に自作した棚を置いててそこに技術書を置いてるけど、手に取りづらいから、縦長の棚を作ろうかなーと何となく妄想中

Railsのスキルの世界観

ここ1年ほど色々な現場のお仕事をさせてもらったおかげで、Railsについてのスキルレベルの指標が見えてきた気がします。

Railsを使いこなせると自信を持っていえるほどのレベルにはまだまだ達してないですが、Railsのスキルについての世界観についてちょっとまとめてみようと思います

前提としての自分のWebベースのシステム開発で問われそうなスキル

以下でまとめますが、Rails/Rubyというのは、フリーランスになってから初めてだったりします。

ただ、技術の技術(ネットワークのTCP/IPとか)はまぁそれなりに頑張っていたから、その知識とか経験(BtoBとはいえあの規模のインフラ環境の経験はほんと貴重だった)は今でも十分活用出来てるかと思ってます。

インフラに関する領域

  • WindowsのActiveDirecotryという企業向けのものだけどそっちの経験がベースである
    • クライアント数が数万台あるような環境で端末の構成・維持管理を数名のチームでやっていた
    • 独自に内製化したツール+αで、ネットワーク対応がお世辞にも良いとはいえないWindowsを相手に頑張っていた。
      • 単純比較にならないけどMac+Boxenの環境っぽいのを自分たちで作り上げていた
    • ADのサーバーを見るチームも別にいるし、ネットワーク担当も、LAN(っていっても/24のセグメントがいくつもある)とWANとでチームが作れる程度の規模

開発に関連する領域

  • プログラミング
    • 前述した端末の構成・維持管理でWindows上でWSH/VBScriptベースで色々作っていた。
    • 前職はエンジニアじゃなかったけど、自分の業務効率化のためにWindows+WSH+JScriptという制約のある中で頑張って色々つくっていた。
      • 仕事柄データ集計とかをやる頻度が多かったのでミックさんの達人に学ぶ SQL徹底指南書とかを読んでSQLを割りと書くことはあった。
      • 趣味でスマフォアプリ+WebアプリをJavaScriptな技術(Titanium+Node.js+α)で全部作っていた
      • Rubyは趣味ベースでSinatraベースものを割りと書いていた

マインド的な所

  • インフラ寄りの経験が多い
  • エンジニアの仕事をする前後では元々サービス業の経験が多かった

というのが下地にあるからか、既存のシステムの改修とか保守みたいなみんなが好まないような仕事はそんなに嫌ではないです。

あと、前職で色々な経験・立場の人との対話をだいぶしたおかげで、モノゴトを抽象化して、互いの共通言語となるものを見つけるのは苦ではなくって、その辺りの特徴を活かしてお仕事をいただくように心がけてます

1年ほど前に見ていた世界観

上記触れたように、Railsは仕事で書いたことがありませんでした。

SinatraベースでWebアプリ書いていて、Scaffoldで雛形となるものを作ってみたいなことはかろうじて出来たにせよ

  • (当時は)メジャーなgemってよく知らなかった
  • 1対多な関係の構造をRailsでどのようにして扱っていいのかイマイチわかってなかった
  • Ruby自体もそんなに書けているわけではなかったので配列とかハッシュ操作とか全然スマートではなかった

という感じだった気がしてます。

ちなみにその状態でやった最初の仕事

我ながらよく頑張ったと思うけどこんなのを最初の半年ほどやってました。

  • Rails4の仕事
    • フロント側はAngularJSを使い始めていた
    • RackサーバーにPumaが利用されていた
  • 自分が入った段階ですでに担当者はx代目
    • 引き継ぎとかそういうのはない
    • 運用に関するドキュメントも基本無し。

その後に見えてきた世界観

上記経験した後ですが、色々縁があっていくつかの現場を経験したことで当初見えていた世界とまた違う世界が見えてきました

この時に自分なりに出来た(わかった)と思えたこととして

  • 開発するシステムは異なれど、Railsの開発でみんながよく使うgemがあることに気づく
  • Railsのレールにうまくのった開発をしていると、推測がきくから開発が楽になる反面、そこから外れると、凄く大変っていうのがよくわかってきた

という部分かなと思ってます。

一方でGitを単純に作業記録の延長線でつかっていたから、GitHubの有り難みがよくわからなかったというのが正直な所です

今年の春先頃に見えた次の世界観

よく使うgemがどんなものかわかってきたことで

  • xxxは以前つかったことあるからそれ使った機能ならだいたいxx日程度で実装できそう
  • 独自実装してるこの箇所は以前経験したxxxみたいなアプローチでいけそうというカンが効く
  • 今取り掛かりつつあるこの実装はなんとなく気持ち悪いからリファクタリングが必要かもというのが自然に湧くようになった
  • RSpecをどこまで書く・書かないという自分なりの判断基準がちょっと出来つつあった
  • GitHubの便利さを実感した
    • 基本リモートでプログラミングを教える仕事をしていたのですが、GitHubがあったおかげでそれが出来たのかな

という感覚をもてるようになりまいた。

それもこれも年始からGW頃までお世話になった受託開発+自社サービスをやってる会社さんの経験かなと思ってます。

次のステップに向けて自分が感じてる課題

ここまで長々と書いてきたのは、今後に向けて自分の課題というのがよくわかっていててめえらのRailsはオブジェクト指向じゃねえ!まずはCallbackクラス、Validatorクラスを活用しろ!みたいな話がまさに課題として出てて、ちょっと気分転換(というか現実逃避^^;)したくなったからだったりします。

負債の話はよく出ると思うのですが、今自分がやってる仕事に関して言うと、自社サービスの開発のお手伝いをしてて、

最近悶々としてることとか考えてることをいくつか書き出しておくと

  • 構造上、どうしてもネストが深くなるオブジェクトをどう扱うか?
  • 複数のContollerやModelで共通利用するような所はうまくConcernsを利用できるようになってきたけど、別のやり方があったのかもしれない
  • ずっと探していてようやく見つけたメタプログラミングRubyで書かれてる内容が肌感覚でわかってきたf:id:h5y1m141:20150821144627j:plain
    • そのおかげかわからないけど、他人が書いたgemとかを読む上で苦手意識が大分減った

という感じです。今見てる世界観が、数ヶ月後(もしかしたら数年後とかかも・・・)に変わっていたらまた頑張ってまとめようと思います

フリーランスになって意識してきた仕事獲得術

ちょっと釣りっぽいタイトルですがここ1年ほど、自分なりにやってみたフリーランスの案件獲得術みたいなところを振りかえります。

利用する手段

フリーランス向けの案件に限定しないかもしれませんが以下3つに大別できそうな気がします。

  • 個人的な人脈
  • 人材系のエージェント会社みたいな所
  • Web系の媒体

実際この1年の間でこの3つ全てを利用して案件獲得してきたのでそれぞれについて掘り下げてみます

個人的な人脈

会社を退職して年休消化中に書いたエントリ

  • 知り合いのオフィスに訪問
  • 個人事業主の開業届けを出す
  • 元々水面下で決めていたJavaScriptiPhoneアプリ開発をマスターしよう!の講座以外に、以前からの知り合いから、思いがけない提案をいただき、8月から自分のこれまでの経験がフルに活かせそうな講座+αな仕事の打ち合わせ

ということを書いていたように、最初の仕事は結果的に全部、自分の人脈での仕事でした。

その後も、会社員時代にトークイベントで何度か利用させてもらっていたコワーキングスペースCo-Edo経由で、お仕事を紹介してもらったり、少し前に常駐していた所の人のつながりで、現在の仕事を紹介してもらったり・・という感じで人脈経由でのお仕事紹介が結果的には多くなってます。

間に人・会社が入らず直接やりとりするので、売上の観点でもですが、相手の信頼をどうにかして得るようにそれぞれの仕事をこなすことで中長期的なお付き合いになるかと思うので、そういう部分は良い点。

一方で、中長期的なこととか考えると、どうしても義理人情みたいなことが頭をよぎるので、単価の面であまりドライな対応をやりづらい側面もあるかなと思ってます。

人材系のエージェント会社みたいな所

これはフリーランスになる少し前から面識があったシェアゼロさんの中川さんが行ってるPROsheetさんと、もう1つ登録はしてあります。

元々自分はそっち側の仕事をしていたから

  • 世の中のWeb系のエンジニア向けの仕事の相場観
  • 人材系のサービスを行う上での案件獲得〜その後のフォローみたいな所にかかる工数 とか、その対価としての仲介料的なものの相場観

とかはそれなりに持ってます。

一般的に、こういう仲介する会社の仲介料的なものをすごく持っていかれるイメージがありそうですが、そういう仲介をする会社は、実際のお客さんとなる会社との取引を安定して行うための営業活動をしてます。 状況によっては、お客さんの多少の無理難題を引き受けて、営業工数とか考えると、全然割にあわないことも結構あったりするのかなと想像すると、それぞれの会社の仲介料は割りと妥当な金額になってるのかなと思ってます。

個人が持つ人脈には限界があるので、1,2つは登録はしておいても損はないかと思います。

ただし、ずっとそういう会社経由での紹介に頼ってしまうと、自分のお財布のヒモを握られてしまう感じもするので、その点は意識しておいてもいいのかと思ってます。

Web系の媒体

自分は、Wantedlyをちょいちょいチェックしてるのですが、業務委託契約とかの求人もそれなりに出てます。

Wantedlyの特性もあると思うのですが、気軽に会えるような雰囲気があるので、まずは、応募して話だけでも聞いてみたいということが出きるのがとても良いかなと思ってます。

  • 実際に会って互いの相性みたいなものを感じた上で、実際の仕事につながりそうかの条件の話が出来る
  • 互いの利害が一致しそうと思えるような求人なら、例え正社員前提の案件であったとしても話を聞きに行きたいボタンをポチって実際に会えた&仕事獲得出来た

ということを経験してるのでWantedlyは自分にはフィットしてます。

あえて欠点みたいなことを書くと、プロフィールを充実させておかないといけない点かと思います。

プロフィールに書ける実績を積んでおかないとそもそも書くことがないわけだし、プロフィール入力は割りと手間がかかるのでそういう時間をしっかり作らないといけないのは人によっては向かないケースもあるかなと思います。

売上単価みたいな話

流石に具体的な金額は書けないですが、売上単価みたいな話についてちょっと触れておこうと思います。

損して得を取れみたいな所が、特に人脈経由の場合に大きく出てしまう傾向があったのと、フリーになって初めの頃は、自分の実績という部分であまり自信がもてない面があったので、単価設定がだいぶ低めでした。

でも自分のアウトプットに対して、正当な対価というのを意識して、請求するような意識をしっかり持ってないとダメかなというのを昨年末にちょっと気づかされたのと、やっぱり自分のパフォーマンスに対する対価という考えでいけば、安い金額というのは、自分がその程度の仕事しか出来ないと認めることにつながりそうなので、単価設定というのは過度に安いのは辞めようと決心しました。

単価を上げすぎてしまうと、相手の期待値も上がってしまうので、相手にとってお得感を演出しつつ、自分としてもそこそこ満足の行く生活を送れるラインでの条件設定(金額x労働条件)を現在模索中してます^^;

相手を見極める能力は要らない

少し前にトークイベントで登壇してもらった堤さんに、「相手を見極めるようなことってどんなことされてますか?」ってたしか質問したことがあります。堤さん曰く、その案件の話を持ってきた当事者を見抜くのは難しいけど、その案件に関わる人にどんな人がいて、どれだけの人が巻き込めているのかを大事にしてるというようなことを言っていたように記憶してます。

最近はそれをすごく実感してて、結局のところ、人が巻き込めているというのは、その人自身が色々な人から信頼されてる証拠だし、信頼は、長い期間をかけて得られるものだから、そういうものを持ってる人の仕事というのは、悪くはないと思ってます。

今後について

個人的な考えですが、なるべく人脈を通じた案件獲得を伸ばしていきたいと思ってます。

残りがダメとかということはないのですが、

  • やはり間に会社が入ればその分だけ自分の売上が減る
  • (中川さんの所を除くと)人材系のサービスは今の所長い付き合いを互いにしてないので双方にとってのメリットが見出しづらい(つまりはその場限りの関係性になる可能性が高い)

というのがその理由かと。

これまででお仕事などを通じて縁が出来た人からの紹介を大事にして、そういう人が困っていそうなこと(主に人材獲得みたいな話)で自分が何か役に立てそうなことがないか常に考えて行動しておくことで中長期的な関係に持っていければというのが今後の狙いです。

フリーランスになって特に意識した生活リズムを振り返る

大きな病気、事故をすることなく、日々安定してフリーランスとして活動してきたのですが、来年の自分がどう感じるのか振り替えれるために、自分なりの生活リズムをちょっと振り返っておこうと思います。

前提としてフリーランス前の生活リズムを簡単に紹介

フリーランス以前の生活習慣がベースにあるのでそれを簡単に書くとこんな感じです。

会社員以前から元々朝型の生活習慣

  • 実家が、建築系の仕事(ビルなどの外壁のタイルを貼るタイル屋)をしていたから、AM6:00とかには割りとみんな普通に活動していた
  • 大学卒業後のフリーター時代には、AM4:30頃起床→車で1時間30分ほど移動してサーフィン→その後に仕事みたいなことを週に何度かやっていた時期もある
  • ここ数年はAM7:00には会社近くのスタバで毎日黙々とコードを書いて自分のアプリとか作っていた
  • 行っても1次会程度

    ストレス要因となるものを極力避ける

  • 前職で、キャリアカウンセリングというある意味人生相談に近い側面がある仕事をやっていたので、自分が精神的に安定してないとあういう仕事は大変
  • キャリアカウンセリングの仕事をする前後は、色々な本を読みまくっていて、ストレッサーとかコーピングの概念をその時に知ったので自分なりのストレス要因は把握してる

ベースとして割りと安定した生活を送ってました

フリーランスになってからの生活リズムは

基本的に全く変わってなくって、むしろより濃くなってる感じになってるかもしれません^^

特に日々意識してることは

  • 体調管理
  • ストレス要因となるものを極力避ける
  • リスクマネジメント

の3つでそれぞれ掘り下げてみようかと思います

体調管理

40歳超えてので、体調管理にはすごく気を使ってます。最近お手本にしてるのはプロスポーツ選手の考え方とか取り組みで、やっぱり食事の影響っていうのは結構大きいのかなと感じつつあります。

チョコレートをつまみにIPAのビール飲んだりしていた時期がある位に甘いものが好きなのですが、プロクラブを支える食ストーリー 名古屋グランパス 勝利の食堂を読んでからは甘いものもなるくべく控えるようにしました

といっても、いきなりはやっぱり厳しいかなと思って、上記本でも紹介されていた洋菓子→和菓子に変更するアプローチをたぶん1,2ヶ月位続けていたら、以前と比べるとクリームたっぷりなパンとかは全然食べたいと思わなくなってきました。

湿気が多い日が続いた時に、たぶん内臓の働きが鈍くなるからか、身体が重いというか、変な疲れを感じることがあったのですが、甘いモノを口にする頻度を減らしてからはそういう感覚もちょっと少なくなったような気がします。

ただそういうのが身体に良さそうという思い込みがあるかもしれないので、この辺りはもうちょっと様子を見てみようかと思ってます

ストレス要因となるものを極力避ける

ストレッサーとかコーピングについて最初にちょっと触れましたが、自分にとってのストレス要因は

  • 人混み
  • 電車

なのでそれを可能な限り避けるようにしてます。

リモートワークの割合を増やしているので、2つとも割りと避けられてるのですが、それでも完全に0というわけにはいきません。

例えば仕事の打ち合わせを兼ねた飲み会みたいなものが、月に1回程度は入ることがあったりします。

ストレス要因を避けつつ自分の楽しみも満たすことを行う

自分がお店選びが好きというのもあるのですが、基本的には自分がお店選び〜予約までひと通りするようにしており、そうすることで、なるべく人混みの多い地域とか場所を外してお店選びが出来るかなと。

相手の職場&お住まいとかを考えながら最近だと以下を使ってます

全文に共通するのは美味しいクラフトビールが飲めるというのがポイントかなと^^

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リスクマネジメント

病気とか事故とかは、絶対に0にはできないかもしれませんが

  • なるべく人混みを避ける事で、風邪をうつされる可能性が減らせる
  • 外から帰ってきたらうかいと手洗いをする
  • 自分から事故に合いやすい場所を選ばないようにする

というこころがけで、可能性を減らすことは出きるかなと思ってます。

移動は、電車の利用を極力減らして、基本的に自転車にしてます。10年前に書いたこのエントリのantres というフレームのやつを自分でメンテしながらまだ乗ってます

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車道を走る割合が多いので万一のことを考えてヘルメットをしてるのですが、自転車はうざったいと思われるからか、車の幅寄せをされたりすることが割りと多かったり、駐車中の車がこちらの存在に気づかずにドアを開けようとすることがあったりして、割りとヒヤッとします。

やはり大通りを走ってる限り、万一の事故に遭遇する確率が上がりそうだし、何より色々気を使って自転車に乗るのがストレスになってくるので最近は、自転車にとって走りやすいルート(バスが通る道と平行している道)を探すようにしてます。

自分が知ってると思っていたエリアでも、そういうルートを走ってると思わぬ発見があったりします。

最後に

上記で取り上げたようなことをあまり気にしすぎて生活するのも身体に良くないことだと思うのですが、自分なりのチェックポイントとして

  • 体調管理
  • ストレス要因となるものを極力避ける
  • リスクマネジメント

みたいなものを持っておくことで比較的安定して生活が過ごせるような気がしてます。

フリーランスになって1年経過したので振り返り

以下のように定期的に振り返ってるのですが、気づいたら1年経過しました。

会社を辞めたのが昨年6月末なので、今月でフリーランスになって1年。正直な感想を書くとあっという間の1年という感じでした。

それなりに忙しいというか働き過ぎな自覚はあるけど自分で全てをコントロール出来る意味では、今のところ自分の性格には合ってるのかなと思ってます。

また家族と過ごす時間を確保しながら、自分が得意なことでしっかりと生きていけるチカラを身につけたいという感じで考えてるので今のところこの働き方は続けていきたいと思ってます

当初の目論見と実際のギャップがあったか?

今月末で退職し今後はフリーランスになることにしましたというエントリでどうやって稼いでいくのかを書いていたので簡単にまとめると

  • 人材系の仕事でやっていたキャリアトークイベントの企画、運営自体で収益をあげる
  • 起業家の人を対象としたスマホWebアプリ開発の方法を教えるトレーニング
  • エンジニアとして働く
  • 仕事探しに悩む人がいたら、最適な人材紹介・転職サイトを促す有料のキャリアカウンセリング

という4つの軸を考えてました。

ダメだったこと

結論先に書くと、キャリアトークイベントの企画、運営自体で収益をあげるのは無理でした。。

プロスポーツチーム、特にJリーグの興行の考え方とかを参考に、イベント自体の参加料+スポンサードみたいなアプローチで考えており、前者についてはイベント自体は過去からずっと有料(といってもほぼ実費程度)でやっていたのでこれはある程度クリアーしてました。

後者のスポンサードしてくれる人とか会社次第という状況だったのですが自分がやりたいトークイベントが割りと小規模(10名〜15名程度)なので、こういう人数でもスポンサードしてくれる人とか会社に対して魅力を感じさせる何かというのがうまく表現できませんでした。

スポンサードのことを考えて、参加人数を増やすというアプローチもあると思うのですが、それは自分がやりたいトークイベントと異なるので、そこの方針を曲げてまでやるのは、ちょっと違うという気持ちがあったので、キャリアトークイベントはひとまず辞めることにしました。

ただどうにかして、収益を上げる方法を見つけたいというのはずっとあるので、何か良い方法が見つかるか、他にやってる仕事の売上が高くなって、無駄に税金を払いそうな状況になるのなら経費扱いでうまいことトークイベントを実施したいと思ってます。

良かったこと

エンジニアとして働きつつ、それを基点に

  • 少し前に書いたような未経験の人を教えて仕事に結びつけてあげる
  • リモートで働く
    • 物理的に通えるような所でもなるべくリモートの比率を入れておく

ということができています。

これは目先のことだけではなくって中期的にも稼ぐチカラのベースになるようなことかなと思うので、この辺りは今後も意識してやっていきたいと思ってます

1年やってみたフリーランスらしさが活かせる領域がわかってきた

数名〜20名以下位の規模の会社さんとのお仕事が大半だったこの1年。

そういう規模でのお仕事をフリーランスという立場で経験してきて見えてきた気がします。

その話をするにあたって少し前に読んだ以下記事を引用します

普通、グラフィックやエンジニアの人がやらない部分まで、敢えてケアすることで、自分の価値になるし、そこを評価してもらえて「また頼もうかな」と次の仕事がつながっていくわけです。自分の役割を限定せず、雑食スキルだからこそできることかなと思います。

特技がなくても「あわせ技」で活躍!フリーランスWEBデザイナー 黒野明子より

他の人がやらないというかやりたがらない所って

  • それを修得するための当面の時間的な余裕がない
  • それを修得することにそもそも意味があると思えない
  • その人にとって技術的な難易度が高いと感じられるので、取り組めない

みたいな要因が2つ以上重なることなのかなと思います。

こういう要素が多ければ多いほど、自分としては、相手の方にとっての問題・課題解決になるわけだし、それがクリアーできることで、上記の記事にあるようなまた頼もうかなみたいな話になるかと思ってます。

※ 実際最近やってる仕事はその流れで依頼が来ました!

次の1年を考えて自分がやらない領域とやる領域を意識する

フリーランスらしさが活かせる領域がわかってきたので、自分がやらない領域と、積極的に取りに行く領域とを決めていきたいと思ってます。

まずはやらない領域

フリーランスで活躍してる人の中で割りと新しい技術を使った案件を狙ってる人もいると思うけど、自分にはあまり向かないような気がしてきました。

もちろん新しい技術は大好きだけど、仕事でそれを採用するとなると後々のこと、つまりは、運用面をつい考えてしまう自分にはあまりそういう領域は向かない気がしてきました。アーリーアダプターにはなれないけど、アーリーマジョリティくらいのポジションが居心地良いのかなと^^;

あとは、大きいプロジェクトとかも向かない気がしてます。

理由としては

  • 技術的にちょっと異なりそう
  • (偏見かもしれないけど)ある程度役割が固定化されそう

という所。エンジニアx人材系という色々経験してる自分のような立場の人間だと中途半端感がありそうで互いにミスマッチかなというのが、元キャリアコンサルタントの自分の見立てです

やる領域

上記書いたようなスキマ仕事なのですが、ここ最近やってること&今後やる予定のことで言うと

  • Rails4でスマフォアプリのバックエンドのWebAPIの開発。(元々クローラー作ってっていう依頼だったのが諸事情あって一旦そっちは保留中だけど、おそらく近いうちにそっちも着手できそう。あとはフロント側の管理画面のテコ入れでJavaScript部分のリファクタリングiOSアプリ開発のコードレビューとか)
  • クラウドソーシングを活用したRailsでの開発プロジェクトのPMっぽい役割+自分も手を動かしてコード書く
  • Webサービスの開発+外部人材の活用方法(含むクラウドソーシング的なアプローチ)

みたいな感じになってます。

上記のような仕事がスキマかどうか微妙な気もしますけどね^^;

最後に

自分が過去経験してきたこと(エンジニアとしての仕事と人材系の仕事)で得たノウハウをどうやって活かすか、あるいは活かせそうかというのをずっと考えてきたことでそれなりにこの1年やってこれたのかなと思ってます。

ただそういうのを考えるのに、日々安定していないと、期待される成果が出せないし、そもそもどうやって仕事を見つけてるのかというのもフリーランスのような立場だと死活問題かと思うので、そのあたりを別エントリでまとめていきたいと思ってます

ITと家事育児のイベントでLTしました

昨日ですがIT × 家事育児 LT大会&交流会!!というイベントでLTしてきました。

イベントを知った時には、参加者枠が割りと埋まっていたのと、こういうイベントは基本的に話す側とか、運営する側に回るほうが良いかなというのが最近の自分のスタンスなんで、LT枠で申し込み、育児を支える技術〜クローラーとかスクレイピングという内容で5分ほど喋ってきました

本当はもう少し違う所を深堀りして話したかった

スライドの前半で自分の娘の成長を振り返る内容について触れており、ここをメインテーマにした話をしようかと当初考えたのですが、イベントの告知文で

IT業界で働くパパ、ママの育児・家事を、テクノロジーを用いてより楽しく、より楽にしていくことを目的

とあったので、クローラーとかスクレイピングというキーワードを入れたのですが、割とこじつけな所があったかなと。

自分が当初考えていた内容を折角なのでブログに書いておこうと思います

子どもの成長・年齢によって欲しい情報がかわる

1,2ヶ月位前のことなんですが、うちの家族写真を撮影してもらったことがあるカメラマンの苺畑さんとちょっとした打ち合わせをしていました。

その打ち合わせの話の流れで、子どもの話になって、うちの娘が来年小学校に入るので現在の小学校事情みたいなことをちょっとお伺いしました

子どもの成長というか年齢によって、欲しい情報が変わってくるのかなとふとその時に気づき、その少し後に今回のイベントを知ったというのもあったので割りとその辺りをメインにしたかったというのが背景にあったりします。

年齢によって欲しい情報が変わるとは具体的にどういうことか

まだ子どもが小さい1歳位までの時期というのは、オムツを交換する場所とかトイレが気になっていた気がします。女性トイレの事情はわからないですが、男性トイレの場合には、赤ちゃんを連れて入るという前提になってないので、男性トイレでそういったオムツ交換とかをするのは正直向いてないですからね。

なので、多目的トイレがある&空いてるかどうかというのが割りと死活問題だったような気がします(もう昔のことなんで忘れてしまいましたが^^;

あとは、出かける時もベビーカーでの移動が前提なので、そういったことを考慮して移動をしてました。

凄くローカルな話をすると、中野坂上の駅には、都営大江戸線東京メトロが使えるのですが、大江戸線東京メトロの連絡通路の途中に20段程度の階段があるのですがエスカレーターしかなかったり、あとは東京メトロの方のホームに向かう所も、当時は階段しかなかったりして、子連れには優しくない駅だったので、自然と中野坂上経由の移動というのは避けるようにしてました。

なのでその頃にほしい情報っていうのは、ベビーカーでの移動の利便性とか移動先でのトイレ事情みたいな情報が欲しかったかなと思ってます

2歳から4歳くらいになると、子どもが歩けるようになってくることもあって安全な遊び場の情報がほしくなってきますし、現在では色々な遊び方の情報がほしくなるし・・・という感じかなと。

自分の家の子どもの年齢+2歳位上の子供がいる人からの情報が色々役立ちそうな気がする

前述したカメラマンさんとの話を通じて、自分が小学校だった時代と比べると色々違う点があることに気づけたので例えば

  • 0〜1歳半くらいのお子さんがいる人には2〜3歳くらいのお子さんが現在いる人
  • 2〜3歳くらいのお子さんがいる人には4歳〜5歳くらいのお子さんがいる人

という感じで、つい最近までリアルにそういう世代の子どもの育児を経験した先輩にあたる人と情報交換することで有益なことが得られるのかなとなんとなく思っていたりします。

最後になりましたが、主催された皆様&会場提供いただいた21cafe様、お疲れ様でした。